

大好きなスポーツのすぐそばに寄り添って、
着実に社会人としての歩みを進めています。
スポーツ施設運営スタッフ
金城 穂海 Honomi Kaneshiro
2019年入社 正社員


スポーツとの関わりが、施設運営という仕事に出会うきっかけに。
- かつて自らが利用者だったこともあり、スポーツ施設は身近な存在。以前の勤務先からの転職を考え始めたときも、自然と選択肢のうちに入りました。そんななか、目に留まったのが当社です。多様な施設を運営していることに加え、その多くは公共施設。事業の堅実性にも惹かれて、入社を決めました。新たな職場は、鶴見緑地にある球技場。学生時代、野球部のマネージャーとして施設予約などで運営側と関わっており、大まかな想像はついたものの、事務処理が業務の大半を占めるのは意外でした。施設所有者の大阪市からの委託で業務を行う指定管理者制度については、マニュアル片手に地道に理解を深めていきました。
先を見越した行動に徹し、よりスムーズに業務を前に進めたい。
- 私が勤務する球技場は、サッカーでの利用が目立つのが特徴です。主な担当業務は、窓口対応や売上金の入金処理、利用記録や給与に関する書類の作成など。グラウンドに出る機会こそ多くありませんが、施設巡回は毎日こなしています。入社から約半年が経過した現在は、ようやく仕事の流れが頭に入ってきたところ。上司や先輩のサポートのもと、ひと通りの業務を経験して意識するようになったのは、次の動作を考えることです。ラグビー団体の利用を前にゴールポストの基礎から水を抜く、提出期限から逆算して報告書を作成するといった行動も少しずつ身につき、仕事が円滑に進むようになったのを実感しています。
入社間もなく、イベント運営を経験。新しい目標ができました。
- 毎年お正月、地域の子どもを迎えて開催される凧あげ大会は、球技場の恒例行事。入社3ヶ月ほどで運営を任されることになりましたが、当時は右も左もわからない状態でした。それでも、先輩の助言を受けて不安をつぶし、凧の手配やつくり方の予習を済ませて、本番の日を迎えました。当日は飛び入り参加もあり、足りない材料を買いに走ることもあったものの、どうにか無事に終了。アンケートには「楽しかった!」という声が目立ち、思わずほっとしました。準備の大切さを学べたのも、この経験があってこそ。いまはまだ足場を固める時期ですが、いずれは私が企画したイベントでたくさんの方々を楽しませたいです。
Question 先輩に質問
Question
- 入社後、成長を感じる部分は?
- 市や競技団体と関わるなかで、言葉づかいやビジネス文書の作成など、社会人としての基礎が鍛えられました。電話やメールでのやりとりにも私なりの型ができてきたので、今後はひとりでできることの幅を広げたいです。
Question
- 仕事のやりがいを教えてください。
- 球技場を使う方々に、気持ちよくプレーしていただくのが何よりの喜びです。時間内にきちんと利用を終え、選手全員でさわやかにあいさつをしてくれる団体も多く、「ありがとう」の言葉にいつも元気をもらっています。
Question
- どんなところに働きやすさを感じますか?
- 勤務体系は週休2日のシフト制。公共施設のため残業はほぼなく、オン・オフをしっかり切り替えられます。休日は温泉や岩盤浴でリフレッシュしていますが、ゆくゆくは趣味の歴史散策の機会も増やせるとうれしいです。


Schedule 一日の流れ
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8:15
- 出勤・開館準備
- 館内各所の開錠、レジ金や施設台帳の準備などから一日をスタート。朝礼までに一連の下準備を終えておきます。
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8:30
- 朝礼・事務作業
- 当日の共有事項を確認すれば、給与関連の事務を開始。開館時刻の9時を迎えれば、窓口対応や電話対応と並行しながら、作業を進めていきます。
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11:00
- 入金処理
- 前日の売上金を取りまとめて、公園内のプールへと入金に向かいます。事務所に戻ると、帳簿処理を行います。
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12:30
- 休憩
- アルバイトのスタッフと入れ替わりで休憩へ。事務所は常に誰かが常駐している状態にしています。
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13:30
- 施設巡回
- 球技場全体を歩いてまわり、忘れ物や設備の異常がないかを確認します。
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15:00
- 事務作業
- 夜間に利用を予定している団体にお渡しする領収書、当日の売上表などを作成します。
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17:15
- 退勤
- この日の業務は終了。残業がほとんどないので助かっているそうです。
Profile プロフィール
金城 穂海 / スポーツ施設運営スタッフ / 2019年入社
中学校、高校とバレーボールに励み、大学では野球部のマネージャーを務めるほどのスポーツ好き。新卒時には別の企業に就職したが、自らもお世話になったスポーツ施設で働くべく当社に転職してきた。その親しみやすい人柄と前向きな姿勢から、将来を期待されている。
取材:2020年2月