スタッフインタビュー詳細

コミュニティバスは人とのふれあいが楽しい。四季折々の風景にいやされながら今日も走っています。

永代 千裕
コミュニティバス運転士
2018年2月 入社
免許を活かせる仕事がしたくて、バスドライバーになりました。

前職では自動車学校で指導員をしていたので、免許はひと通り持っていました。定年退職して、別の職場を探したときに見つけたのが当社です。車の運転は好きだし、指導してきたので気を付けるポイントもわかっていたとはいえ、実際に自分の技術がどこまで通用するのか不安もありました。普段よりブレーキ・アクセル・ハンドルすべてに気を遣って乗り心地の良い運転を心がけていて、そのバロメーターになるのはフロントミラーに映るお客様のご様子です。うとうとされている方を見かけると、このバスは安全だと思っていただけているのかなと安心します。失敗はできない仕事なので最初はかなり肩に力も入っていましたが、経験を重ねていくことで周りも見えてきて余裕もできました。体力的にも問題ないですし、同僚とも仲良くなり、休みが合えばパークゴルフを楽しんでいます。これからの人生を謳歌しないといけないと張り切っていますね。

自然豊かな環境の中で、お客様との関係を育んでいます。

これまでさまざまなコースを担当しましたが、気に入っているのは現在メインで巡回している紀ノ川市のコミュニティバスです。車がないと不便な山側の地域を巡回するので、四季によって景色の見え方が変わるんです。たとえば、みかんの花が咲いて果実が実り、そろそろ食べごろだなと思うころに農家の方が収穫していく。そんな時間の移ろいを走行中に見かけられます。お客様も同じお顔ぶれになることが多くて、同じ道を走り続けていると、乗り降りのあいさつの際に短い世間話をする機会も増えました。ちょっとした冗談を言い合ってお互い笑顔になるなど、良い時間を過ごしています。こんなにお客様と話をする仕事だなんて入社前は思いもしませんでした。きっとこれが、コミュニティバスの面白さなんでしょうね。いろいろな人に出会い、いろいろな土地を知れる。そんな仕事に就いて正解でした。10歳年上の先輩も現役でがんばっていますし、まだまだ続けていけそうです。

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