スタッフインタビュー詳細

子どもたちの笑顔が、私の元気!成長していく姿に目を細めながら安全に送り届けています。

森崎 佳代
スクールバス運転士 
2005年4月 入社
スクールバス運転士は、家庭と両立しながら働ける仕事です。

仕事探し中に、『和歌山バス那賀』のスクールバス運転士募集を見かけたのが入社のきっかけです。所属する子ども会の移動で必要だったので大型免許をすでに持っており、資格を活かせると思い応募しました。その当時、会社に在籍する女性ドライバーは、私ひとり。とはいえ、当社には年齢や性別に関係なくコミュニケーションを取れる社風があるため、一度も居心地の悪さを感じたことはないです。それに、スクールバス業務は早朝と夕方前のみなので、合間に家事を行えます。朝の5時代に出社して一旦仕事を終え、9時代に帰宅。14時~15時に再び出社するというのが1日の流れです。運転する車も15人乗りのワンボックスカーか、マイクロバスなので運転がむずかしいということもありません。なにより、子どもの急な発熱などの際に柔軟に対応してくれたのがありがたかったです。おかげで、おさなかった我が子が成人したあとも走り続けられています。

すくすくと育っていく子どもたちの姿が仕事の励みです。

スクールバスを利用するのは、奥安楽川や鞆渕の子どもたちです。学校に向かうまでに1時間ほど時間があるので、車内で一緒に会話を楽しんでいます。話を聞いていると、流行するものが次々に変わっていくので面白いです。興味の対象も目まぐるしく変わるから、知人の子どもにプレゼントを贈る際にもよく相談していますね。また、受験シーズンに近づいてくれば「滑る」といった言葉を使わないようにしますし、ゲン担ぎの意味も込めて道を引き返す行為も極力避けています。最初は中学校のみの仕事でしたが、いまでは保育園・小学校にまで範囲が広がりました。9年以上にわたり成長を見守っている子もおり、長く付き合える面白さも感じています。身長も話す内容も年々変わり、男の子であれば変声期に気がつくことも。元気いっぱいな姿をいつまでも見ていたいから、安全運転には人一倍気を遣います。これからも子どもたちの笑顔をエネルギーに変え、楽しい学校生活を支えていきます。

一覧ページへ