子育ての経験が、「よりそい、ささえる」薬剤師の在り方を教えてくれました。
野村 春香Haruka Nomura
エムハート薬局そのはら店
前職ではジェネリック医薬品の研究開発に携わっていたが、より患者様と近い距離で仕事をしたいとミックへ。中途入社時の丁寧な研修がミックの魅力だと語る。現在は、二人の子どもを育てる母親として、仕事と家事の両立に奮闘中。
インタビューINTERVIEW
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Question現在の働き方について教えてください。
ライフステージの変化があっても、ずっと働ける職場です。
入社してからこれまでの10年間で、育児休暇を2回取得しました。昨年には二人目を出産し、今月から現場に復帰したばかりです。一人目が早産だったこと、会社が身体を気遣ってくれたこともあり、二人目の育児休暇は以前より早いタイミングで取得させてもらいました。現在は、子育てとの両立のため9時から16時の間で働いています。
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Question仕事で心がけていることは何ですか?
お客様を待たせない、スタッフの時間を奪わないという意識を持っています。
育児休暇中に引っ越しをしたこともあり、復帰後は自宅から近い店舗に配属となりました。現在の店舗はファミリークリニックの門前薬局です。私自身、子どもが多く来店する薬局に勤めた経験がなく、薬の調剤には毎回苦労しています。体重や年齢によって、調合分量や使用可能な薬が限られているので、いまは業務を覚えることに精一杯。とはいえ、患者様をお待たせしないように早く薬を提供すること、後輩スタッフに業務を教わる際にも一度聞いたことはしっかり覚えることなどは、特に大切にしています。子育てで忙しくなってから、相手の時間を想う気持ちは以前にもまして強くなったと感じています。
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Question仕事と家事の両立は無理なくできていますか?
周りの支えがあってこそ、いまの私があります。
育児休暇から復帰したばかりのため、しっかりと業務を習得していきたいと思う反面、ときには子どもの急な体調の変化でお休みをもらうことも。私がいないぶん、他のスタッフが業務をカバーしてくれていると思うと心苦しいのですが、お互いに助け合う雰囲気があるのでありがたいですね。人数が足りなくて休めないという企業も聞きますが、ミックならその点は心配なし。安心して働くことができています。
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Questionこれからミックでやってみたいことはありますか?
患者様により近い視点で、生活そのものを見守っていきたい。
薬の調剤も含めて、患者様の健康を総合的にサポートしていきたいと考えています。たとえば、認知症の方へ地域の介護サービスを紹介したり、運動不足の方をお散歩に連れて行ったり。私自身、以前の店舗では一人暮らしの患者様を定期的に訪問し、近況・体調の確認に加え、薬の使用状態をチェックしていました。ときにはお孫さんの話を聞かせてもらったり、こちらから子育ての相談をさせてもらったりしたことも。今後も、患者様の生活状態を把握し、店舗とは違った形でふれあうことで、患者様をより深く知り適切なケアを実践していきたいです。
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Question業務のなかで「よりそい、ささえる」というミックの理念を感じる場面はありますか?
育児も仕事も介護も、思い通りにならないからこそ成長できる。
患者様のお宅を訪問した際にはご家族と会うことも多かったのですが、患者様を薬局に連れて行ったり、薬を飲ませたりする際には、みなさん苦労されている様子でした。その場面が自分自身の子育ての状況と重なり、ご家族の苦労や悩みに共感できるようになったと感じています。仕事も育児も人を相手とするもの。マニュアル通りにはいかないからこそ、根気よく相手と向き合い、気持ちに寄り添いながら支えていくことが大切なのだと感じています。
SCHEDULE野村 春香さんのある一日のスケジュール
- 8:30
- 通勤子どもに朝ごはんを食べさせ、保育園に送ってから出勤します。
- 9:00
- 出勤・開店前日の引継ぎ事項を把握し、調剤の準備に取り掛かります。
- 10:00
- 調剤薬の場所や調合方法など、まだまだ覚えることがたくさん。不明な点はその都度周りのスタッフに確認しています。
- 12:00
- 休憩休憩時間には今日の夕飯を考えておきます。
- 14:00
- 調剤当店には急性疾患から慢性疾患まで、幅広い症状の方がいらっしゃいます。処方箋を見るたびに勉強になることも多く、やりがいがあります。
- 16:00
- 退勤退勤し保育園のお迎えへ。買い物を済ませて夕飯の準備に取り掛かります。食事の際には、薬剤師の夫と仕事について語り合うことも。