もともと車の運転が好きだったこともあり、それを活かして何か出来ないかなと思っていたところに、知人からバス運転手の話を頂きました。
冗談半分でありましたが、若くてかつ女性が大きなバスを運転できたらかっこいいかなと、そんな志望動機でしたが、思い切って「バスの運転手」に応募しました。
当時は、資格もありません。もちろん経験もありません。前職は新聞配達をやっていたこともあり、基本原付。
会社も良く私を採用したなと改めて思いますが、無事入社(笑)。
乗り物が原付からバスに大きく変わりました。
女性も活躍できる職場づくりを私が行っています!
年齢も性別も関係ない。勢いと元気は私がNo.1です!
資格取得制度はありましたが、少しでも戦力になりたくて入社前に中型免許を取得。
聞いていた話でしたが、バスの内輪差の感覚を覚えることに本当に苦労しました。
山あり谷ありでしたが、なんとか無事取得!
入社後は、座学や運転技能の教育を受けたのち、いよいよ実践です。
初めての乗務は、学校送迎のお仕事。
決まったルートで短い時間での運転でしたが、とにかく緊張の連続。
前日には、先輩に同行してもらいながら、2度も下見をしたことも覚えています。
今は大型二種免許取得に向け、経験値をつんでいるところです。
まだまだ、運転技術を習得中ですが、乗務中に信号で急ブレーキを踏んでしまったことがありました。
後日、運転が荒いと苦情を頂くことに。
また、ついつい運転に集中しすぎて、車内のことまで気が回りませんでした。
後日、室内温度がなってないと苦情を頂くことに。
落ち込みそうなこともありました。
でもそれ以上にお客様から「ありがとう」という言葉を頂いたことが何よりも嬉しくて、何気ない一言だと思いますが、私にとっては元気になれる魔法の言葉です。
前職から比べ、深夜にぐっすりと寝れるようになったことが一番嬉しいことです。
休みは、希望を受け入れてシフトを組んで頂けるので、計画的にリフレッシュできるようになりました。
友人とも休みを合わせて、買い物や旅行に行けたり、趣味の釣りやツーリングにも行けるようになりました。
ONとOFFがしっかりできていることも頑張れる要因です。
当社にはまだまだ女性運転手は少ないです。
業界自体、やっと女性運転手が確立しつつある状況ですので、まだまだ環境面は完璧と言えません。
ここでは、私がまずは当社を変えていこうと取り組んでいます。
女性専用の更衣室と休憩室があり、ゆっくりとくつろげるようになりました。
今後は、育児をしながら働けるような環境を整えていきたいです。
この会社が好きで、ここで続けて行きたいので、働きやすい環境を自分の手で作りたいです。
それを受け入れてくれる先輩方なので、女性運転手も増えてほしいです。


入社5ヶ月
前職:新聞配達