HIROTO NOGAMI
野上 広人
営業部
2016年入社
これまでのキャリアについて教えてください。
竹中庭園緑化で働く以前も、長く営業に関わってきました。いまでは、当社でも営業を務めていますが、採用時の職種はグリーンコーディネーター。自ら現場に立つ仕事をとの考えで心機一転、オフィスや商業施設にリースされる観葉植物の管理を手がけていました。予備知識なしの転職だけに、樹種の把握からメンテナンスまで、すべてが初体験。毎日が新鮮でしたが、2年目に営業部への異動を告げられました。「まさか」というのが、率直な感想。しかし、他では経験できない営業に携われる機会ととらえ、再スタートの決意を固めました。
担当業務について教えてください。
当社の営業は、レンタルグリーン、造園、生花加工をはじめ、多様に展開される事業のすべてをカバーするのが特徴。オフィスや商業施設、スポーツ施設など、個々のロケーションに応じた提案を行います。レンタルグリーンと造園など、複数のメニューを併せて利用されるお客様も多く、手数の多さを活かせるかが重要に。「こんなサービスもありますよ」と積極的に働きかけた先に、きっかけが生まれます。広範囲にわたる知識を吸収するには苦労もありますが、あらゆる部署と連携しつつ視野を広げられるのは、営業ならではのやりがいです。
これまで働いてきたなかで、印象的なエピソードはありますか?
営業部に移って1年目の夏、「今日は新規開拓に費やす」と決め、5、6件のお客様を飛び込みで訪問することがありました。商談は難航し、暑さもあって心が折れそうになりましたが、あきらめずに営業を続けたところ、最後に訪ねた大手メーカーから受注。レンタルグリーンから社屋外周の植栽まで、一手に管理を依頼されました。先方の担当者が不在の場合、そこで勝負が決まる部分はありますが、こちらが足を運ばないことには何も生まれません。だからこそ、少しの可能性にも賭けて、0の状態から100の成果を導き出したいと考えています。
今後の目標を教えてください。
私たちが扱うサービスは性質上、暮らしに不可欠なものではないかもしれません。加えて、決まりきった金額設定もなく、一つひとつの案件がオーダーメイド。しかし、これは裏を返せば、営業の余地はいくらでもあるということだと感じています。お客様に当社の思いを伝え、花やみどりがそこにある状況の心地よさ、すがすがしさに共感を持っていただけたときの喜びは格別。そんな瞬間を少しでも増やすためにも、私自身が率先して仕事を楽しみ、周囲まで楽しい気分にさせることを基本に置いて、新たな満足感を形づくろうと思います。
HIROTO NOGAMI
PROFILE
野上 広人 営業部 2016年入社
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