• Profile

    • 業務部 課長
    • 2016年入社
    • 小畑 達彦
    管理しない管理者が管理者と名乗るから
    運転できる運転者が管理者と認めない。
  • 業務部 課長・ 2016年入社・ 小畑 達彦 の インタビュー詳細

    略歴

    2016年に入社。業務部に所属し、運行管理の補助業務を担当する。2018年に、ドライバーの事故防止策を考える総務部の安全担当へ。2020年より新設された、安全対策と従業員の健康の両面を考える安全課に、事故撲滅とGマーク取得に取り組む  2023年 業務課長となり全営業所の指揮を担当 現在に至る。

管理しない管理者が管理者と名乗るから
運転できる運転者が管理者と認めない。

Profile

  • 業務部 課長
  • 2016年入社
  • 小畑 達彦

業務部 課長・ 2016年入社・ 小畑 達彦 の インタビュー詳細

略歴

2016年に入社。業務部に所属し、運行管理の補助業務を担当する。2018年に、ドライバーの事故防止策を考える総務部の安全担当へ。2020年より新設された、安全対策と従業員の健康の両面を考える安全課に、事故撲滅とGマーク取得に取り組む  2023年 業務課長となり全営業所の指揮を担当 現在に至る。

01.

本当に安全を確認していませんか?

まさか、安全確認って本当に安全を確認していませんか?
我々日本人は安全という言葉に踊らされている可能性が高いです。

安全を確認する事が悪い事では無いのですが、褒められたものでしょうか?
揚げ足取りの言葉と思われるかも知れませんが…。

安全とは、危険ではない状態、すなわち いつも通りの事です。
いつも通りかどうかを確認する事は到底無理な課題です。

漠然と安全確認をすると、いつも通りの天候、いつも通りの駐車スペース
いつも通りの道路状況、いつも通りの自分の体調、そんなことを確認しています。
右に曲がりたい、右に曲がるには見える限り弊害が無い  いつもと同じなら曲がれる!
左に曲がるには、いつもの距離感、見える限り弊害は無い いつもと同じなら曲がれる!

予想外な所にあるのが危険なのに、いつもの…安全確認。
何故、事故になったか解らない。よく聞きます。
たぶん、想定外な事が起きたのですよ。

いつもの事を考えても、日々いつもと違う状況では無いでしょうか?

安全確認という言葉に惑わされ沢山安全を意識して運転してきた
誰よりも安全確認してきた自負がある。
なのに事故になった。
あなたの安全意識それは日常だったのです。起こった事は否日常だと結果論

危険予知トレーニング(KYT)と呼ばれるものが有ります。
運転するときに必要なのは危険個所の確認と危機管理能力なのです。
それを意識するだけで、確認箇所って変わっていきます。
それこそが本来の姿であり、最も伝えたい言葉

「安全の為の確認なのです。」

02.

全ての運転者へ

「今、機嫌よいですか?機嫌悪いですか?」
私は点呼の際に時折、ドライバーに質問する様にしています。
自身の感情状況を理解しているだけでも事故率は変わります。
よく、イライラせずに運転しなさいと言われたり聞いたりすると思いますが
それって相当難しい事だと思います。
勿論、イライラせずに運転できることが一番良い事は理解できます。
「今日、イライラしているので運転しません」も困りますからね!
それならば、イライラしている事を自覚して運転する。に切り替えるべきだと思います。
つまり感情状況の把握です。
機嫌の善し悪しで運転は大きく変わります。
それは単純な話であり、誰もが無意識のうちに運転態度に表れています。
表れている処か機嫌を運転で表している可能性すら感じてしまいます。
煽り運転、危険運転等、最近では大きな犯罪になりかねない事が、感情表現の一部で常時
道路で見かける状態だといっても過言ではないように思います。
大型車輌の運転を職業とする我々は特に注意が必要です。
感情のコントロールが日々日常の仕事を円滑にこなす為に重要なのは理解していても
今の自身の感情を理解していないならコントロールなどできるはずもない話です。
要は、コントロールよりも感情把握が大切なのです。

今、急いでいる 今、慌てている 今、活気がある 今、集中力が切れている
今、機嫌が悪い 今、心に余裕がない 今、考え事をしている。

上記すべての今に危険が潜んでいる事に、いち早く気付く為に
感情状況を自分自身で知っておく必要があるのではないでしょうか


誰もが知っている、忘れがちな言葉(何か起きてからでは遅い)を思い出す為に

03.

愚痴では無いと思います

時代はSDGS (Sustainable Development Goals)
持続可能な~の中に運送業界の「2024問題」はどの様に考えているのだろう。

到底、持続可能な施策だとは思えない部分が多いです。
PDCAのP(プラン)の時点で 「問題」って日本中で言っているわけで
各運送会社、ドライバー皆が不安なのです。
D(ドゥー)行動する事に何から手を着けて良いか解らない人も多数処ではないはず。
勿論、しなきゃいけない事の内容は解ります。
でもですよ。総務省の調べを見れば運送会社の有効求人倍率は2倍以上です
1人の求職者に対して2社以上が手を挙げているって事です。
それと相反して、燃料高騰も有り「自分の車で買い物に行くよりネット送料無料で家に届く方が便利だよね」勢(私も含め)が肌間でも解る位に増加しています。
お店も店舗を持つより販売サイトで販売した方が人件費、店舗費用、光熱費等色々省けますからね。
その後ネットと顧客を繋いでいるのが運送トラックです。(人力)
皆さんは家に商品が届かない問題と思っているかも知れませんが
商品を作る部品が、材料が届かないので作れない問題なのです。
ドライバー不足とかテレビで流れると余計に働く人無くなると思いません?
労働力人口が減っているので当然なのですが ドライバーだけ不足しています的な言われ方で
 「そうか!ではドライバーをしよう!」ってならへんでしょ
我々には不利益な情報でしかないです。
だがしかし我が社のドライバー人口は独断減っていません。
厚生労働省発表資料を見ても千葉県と神奈川県以外の有効求人倍率はすべて人手不足となっています。運送業だけではございません。そもそも人が減って荷物が数十年前の何十倍になっている事実 ! それに対しての「働き方改革問題」w 
最近私は運送業界の仕事時間を短縮するセミナーや運賃を上げてもらいドライバーの給料を増やすセミナーが、すごく多いです。本当に多いです。
両セミナーの講師が言います。「絶対必須です」って
私は思いました。これは運送業の未来は明るいものになる!
働く時間が減って給料が上がるのであればサイコーじゃないですか
国が 法が PDCAサイクルを10周位繰り返せば良くなると願ってます。
その間に我々が2024年問題を改革しておきます。