※所属・内容は全て取材当時のものです
社員全員が自分の仕事に自信が持ち、みんなで楽しく仕事が出来る。
それを伝えられる人でありたい。
「看板を見たことがある」そんな理由で会社説明会に行きました。説明を聞く中で、まず「嘘のない仕事」という経営理念に惹かれました。自分の考え方と合っているんじゃないかというのが最初の印象でした。面接が進むに連れて、面接官の方と話した感じなどがとても印象深く、内定を頂いたので、最終的にサミットに入社することを決めました。
柳瀬川駅前店にて、鮮魚部門のチーフとして働いています。特売や発注の計画や、売場や数字の管理が主な業務です。季節ごとに変化する旬の商品や、ひな祭りや土用の丑など、魚が主役になる各イベントの売込みは鮮魚の醍醐味です。また、部下教育は一番大事な仕事です。部下の成長とともに自分の成長を感じています。
最初に配属された店舗にて、まず各部門の紹介研修を受け、自分がどの部門で働きたいかを選びました。私は希望部門の鮮魚に配属され、店舗が変わり今度は鮮魚に特化した研修を行いました。魚を捌いたのは初めてでしたが、とにかく毎日魚を触って捌く練習をしたり、1日の流れを先輩社員の方と学んでいきました。そして正式配属で正式に鮮魚部門の一員となり、作業や実務を教えて頂きました。
最初はただただ時間に追われる日々でしたが、自分の作業の練度も上がり余裕が出来てくると、自分のこだわりが出てきました。中でも、きれいな商品を作り、綺麗に並べ、お客様に買っていただいた時はとても嬉しかったことを覚えています。さらに覚えた商品知識をお客様に伝えることで買っていただけたり、自分から声をかけたお客様が「じゃあそれをいただくわ」と言っていただけた時は特に嬉しかったです。
自分の立てた目標を達成したり、目標以上に商品が売れた時はやはり面白いです。こちらの意気込みを見て、パート社員の方が「もっと作るならやるわよ!?」なんて言われるとまた頑張ろうという気持ちになります。商品を売ることは勿論、部門や店舗の社員との繋がりも大きなやりがいに繋がります。異動の時に「あなたと働いてた時が一番面白かったよ」と言われたことは今でも私の自慢です。
物を売るということに関しては、自分がお客様の立場に立った時に、その商品を買いたいか、またどうしたら買いたくなるかという事は常に考えて仕事をしています。働く環境としては、集中すべきところとそれ以外でメリハリを付けることを意識しています。言うべきことはきちんと言って、やるべきことをちゃんとやる。それ以外ではときに笑いのあるような環境を目指して仕事をしています。
2、3年もすると店舗異動があるので、本当に多くの人と出逢えて、多くのことを学べます。ひとつの場所で学べることも多いですが、環境が変わる事で考え方が変わったり、より多くの経験が出来ます。また部門を越えた繋がりで思わぬ発見や刺激があったり、違う店舗になった仲間などに多くの刺激をもらっています。
入社1年目に先輩社員に言われた言葉が印象的で、今でも常に意識していることが2つあります。1つ目が「情報収集能力も能力のうち」。きちんと能力や個人を認めてくれる会社なんだ!と、非常に印象深かったです。2つ目が「会社に尽くさない」。え!?と思いますが(笑)、必要以上に会社に尽くしてしまう事で、心に隙が生まれ「いつも尽くしてるんだからこのくらい良いだろう」と、不正や会社の名前に傷を付けるような行為などに繋がるという意味でした。新入社員の時にとても印象に残り、この言葉にウソはなかったなと、10年経った今でも感じています。
仕事においては元々「やりたい仕事を」というよりは「与えられた仕事の中で楽しみを見つけていく」というスタンスなので、絶対にこれをやりたい!というのはありません。ただ、自分の長所や、皆さんに認めていただいている能力や力を活かして、楽しい職場を作ることに力を発揮できたらいいとはいつも考えています。しかしながら、チーフの力が及ぶ範囲はどうしても限られてしまうので「自分が店長ならこうするのになぁ」等は良く考えているので、まずは管理職である副店長、店長を目指してやってます!!
本当に多くの人と出会い働き、多くのお客様と出会う仕事です。商品は、値段が安くて商品に問題がなければ、売場に並べて置くだけでもある程度は売れていきます。ですが、買うか迷っているお客さんの背中を最後に押すのは私たちの想いです。それがお客さんや従業員に伝わった時こそ、なんとも言えない達成感に繋がる仕事だと思います。自分だけの力では達成できない事がほとんどで、もどかしく思ったり、辛いと思うこともありますが、やはり最後は周りの人に助けられています。物を売ることを楽しいと思う人や、人との繋がりを大切にする人はとても向いていると思いますよ!