業務は多彩で、ありとあらゆるケースへの対応が求められます。そのため、常に新しい情報を取り入れていく必要があるのです。インターネットを使って調べることもあるのですが、最初は知識豊富な先輩たちに聞くことが多いですね。
私はこれまで育児休暇を2回取得したのですが、復帰時には休む前より情報・システムなどが確実に新しくなっていましたので、先輩や同僚には、ずい分助けてもらいました。おかげで、2回ともブランクを感じることなくスッと戻ることができたのです。それに子育てという部分においても、子どもの急な体調不良などで休みたい時には他の職員がカバーをしてくれるなど、配慮してもらっていますので、安心して仕事と育児を両立しています。
あと、研修も充実していて、たとえば月1回実施している全職員研修では、職員が講師をする回や外部から講師を招く回など、毎回テーマに合わせて講義や実地指導などを行い、知識・スキルの向上に役立てています。それと、全国の老人保健施設の職員さんが集まり、各施設の発表を聞ける年1回開催の「全国介護老人保健施設大会」への参加もできます。私は2009年に新潟県で開催された大会に参加しました。この大会では、他施設の取り組みやケアについてなどを聞くことができ、とても勉強になったことを覚えています。