INTERVIEW
Interview
宮崎 正光

ここは、知識・技術だけでなく、人間的にも成長できる場所です。

宮崎 正光
理学療法士 / 2003年入社
高校時代の友人との出会いが、この道に進むきっかけになりました。
インタビュー 私が通っていた高校に身体に障がいがある友人がいました。仲良くなり、移動の際にその友人の車イスを押すなどしているうちに、次第に自分が彼の役に立っていることが嬉しくなって、「将来は身体に障がいのある方を支える仕事をしたい」と思うようになったのです。
そして、この想いを実現できる仕事の中に理学療法士があることを知り、ボランティアへの参加や知り合いの理学療法士の方に話を聞いているうちに理学療法士への夢が膨らみ、資格を取得できる専門学校で学び、卒業後、新卒で『創生会』に入職しました。

『創生会』を選んだ理由はいくつかあります。まずは家から近かったからです。それと、『創生会』が長期間のリハビリをしている事業所だったからです。専門学校時代に“急性期”と“慢性期”の両方の病院で実習を受けたのですが、その時に私は患者様とじっくり時間をかけて関わり、人間関係まで築いていける慢性期のリハビリが合っていると実感しました。だから、『創生会』が長期間のリハビリをしていることにも大きな魅力を感じました。あとは規模の大きさです。たとえば、私が入職した当初の配属先であるリハビリ専門の老人保健施設『M.T奈多ケア院』は、ベッド数が300床もあり、先輩たちもたくさんいました。いろいろなリハビリに関われ、自身のスキルアップにつながると感じたことも、ここを選んだ理由の一つです。
私の人生、どんどん豊かになっていっています。
インタビュー ご利用者様は人生経験が豊富な先輩ばかりで、これまでの私の人生観がガラッと変わるようなお話を聞かせていただけることも珍しくありません。
なかでも印象に残っているのは、あるご高齢の利用者様に教えていただいた「“はたらく”とは、傍(はた)を楽(らく)にすること」というお話です。傍とは自分のそばにいる人のことで、上司、先輩、同僚、後輩など。この人たちを楽にすることが“はたらく”ということだそうです。私はこのお話を聞いてから、毎朝の出勤時間が以前より早くなりました。理由は、みんなが来る前に窓を開けて空気を入れ替え、テーブルを拭くなどして“周りを楽にすること”をしたくなったからです。

こうして朝早く出勤するようになったある日、ふと思い出したことがありました。それは、私が入職したりばかりの頃、役職者である事務部長が毎朝一番に来て、窓を開けて、テーブルを拭いて、みんなが仕事をする準備をしていたことです。事務部長が朝から“はたらく”を実践されていたことに、年月はだいぶ経っていましたが、気付けたことが嬉しかったです。そして働き方に対する意識も大きく変わりました。
このようにいいお話をたくさん聞けるところが、この仕事の醍醐味。ご利用者様とのふれ合いで、お金では手に入らない、かけがえのないものをいただいています。
インタビュー
インタビュー
他職種の仲間と一緒にケアをする“チームアプローチ”で、ご利用者様をサポートしています。
インタビュー 仕事では、ご本人様やご家族様だけでなく、主治医、看護職員、ケアマネージャー、訪問介護職員など様々な職種との連携を大切にしており、各職種の考え・想いを尊重しながら、「ご本人様のために何ができるか」「自分の役割は何なのか」を考えて行動をしています。ですので、ご利用者様から「リハビリのおかけで身体の調子が良くなった」といっていただけた時も、リハビリに進むまでの回復に、他職種のスタッフがどれだけ多くの時間をかけ、一生懸命ご利用者様を支えてきたかに思いをはせています。ですから、「自分がお身体を回復させた」ではなく、「チームみんなでご利用者様をケアしている」という考えで仕事ができているのです。この“チームアプローチ”が私の仕事の基本になっています。

自分が考えたリハビリが上手くいった時には達成感がありますが、思い通りにいかないことのほうが多くあります。そんな時は自分のやり方を貫き通すのではなく、一旦すべて辞めて他の方法を考えます。たとえば、筋力強化で歩行改善するプランでは「足が痛い」とおっしゃる場合は、看護職員や介護職員にお願いして、歩行訓練とは告げずに「一緒に散歩しましょう」と外にお連れするなどして歩く量を増やし、痛みが出にくい筋力値まで筋力を上げてから歩行訓練に移るなどです。自分のやり方を辞める時は勇気がいりますが、今よりいい状態にすることが目標ですので固執はすることはありません。
いろんな経験ができ、夢に向かって働ける場所です。期待して飛び込んできてください。
インタビュー 歩けなかった方が歩けるようになり、ご家族様と外出を楽しんだというお話を聞けた時はやはり嬉しいのですが、実は以前、ご家族様も安心して少し油断された瞬間に、ご利用者様が転倒されたことがありました。このようなこともありますので、喜んだすぐ後には、現状を維持しながら別の問題点を探し、新たな問題点が浮上すればその解決策を考える予防リハビリに取り掛かっています。
今では様々なケースを想定し、リスク管理を考え、常に先を見て広い視野で物事を見るように取り組めるようになってきましたが、病気はいろいろあり、まだまだ知らないことはたくさん出てきます。「未熟だな」と感じることもよくありますので、これからもご利用者様の課題に対して適切なリハビリを提供できるよう、技術・知識の向上に努めていきたいです。そして、さらに多くの知識を身につけ、リハビリの分野に留まらず、仕事の幅を広げたいです。

『創生会グループ』は、全国に数多くの介護事業所を展開していますので、ポストはたくさんありますし、活躍もきちんと評価してくれます。だから、上を目指してばりばり働きたい方ならやりがいを感じられるはずです。また、多くの勤務地と勤務形態があるため、ライフスタイルに合わせて働くこともできます。この力を存分に発揮できる環境で、ぜひ一緒に頑張りましょう!
「ありがとう」が、
あなたと利用者様を
輝かせる!
介護とは何か・・・きっと多くの皆さんは想像がつかないかもしれません。
その中で私たちは、介護とは「ありがとうといえる仕事、ありがとうと言われる仕事」だと思っています。
皆さんの先輩方は、笑顔がみたい・癒したい・支えたい、そのような思いを持って入社をしています。でも、ふと気が付けば、私たちが笑顔になり、癒され、支えられていることがあるんです。そこからは「ありがとう」という言葉が生まれます。私たちはそんな職場を目指しています。
これからの日本の高齢社会を一緒に支えていきましょう!!