スタッフインタビュー詳細

患者様だけでなく、患者様を見守るご家族様の思いにも応えたい。

看護主任

三谷 美鈴(みたに みすず)

スタッフの経歴
2013年 入職
所属 : 療養型病棟

最年少看護師からのスタートライン

私が“看護師”という職業を目指す決心したのは小学生の頃です。当時、祖母が入院していた病院で、付き添っていた看護師さんが大変素晴らしい方で、「私もこんな看護師さんになりたい!」と幼心に想い続けて、心が揺らぐことはただの一度もありませんでした。
地元の看護学科のある高校を受験して、そのあと専門学校に2年通いました。看護師は、最短二十歳で資格を取得することができます。看護師人生のスタートライン。時は二十歳。希望に満ちていました。

もちろん、仕事を始めたての頃は紆余曲折ありました。たくさん失敗も経験しましたし、お看取りする患者さんも見てきましたが、その一方で元気になった患者さんを送り出す機会も多くありました。その間に、結婚し、出産して2つの命を授かりました。ふとした時に、あの頃目指していた看護師さんに自分はなれているかな、と振り返ります。いつでも、初心を忘れないで看護師という道をこれからも歩きたいと思っています。本当に遣りがいのある一生モノのお仕事です。

患者さまだけでない、そのご家族さまへのフォロー

私の所属している療養型病棟の患者様は、寝たきりの方が多く、お話をすることが難しい方もいらっしゃいます。
ご家族様も毎日のように献身的に看病をされる中で、いつもと何かが違うなどの“違和感”や、病状に対するちょっとした“不安”、こんな看病をしてあげたいなどの“ご要望”など、ご家族様だからこそお気づきになった点についてお申し出いただくことも日常的にあります。

患者様を見守るご家族様の思いに少しでもお応えできるよう、スタッフ同士でどんなフォローが可能か、医師を交えて話し合いをします。
患者様は勿論、ご家族さまの不安も取り除く。看護師業務は、臨機応変に対応できる柔軟性がなければ成し得ません。

託児所の先生方、その節は大変お世話になりました

宗仁会は“はたらくお母さん”に優しい病院です。その最たるものは「託児所」です。職員の為の託児所なので少人数制ですし、保育士の先生方が子ども一人ひとりにじっくり向き合ってくださっているからでしょう。息子は先生が大好きなんです。

最近になって、保育園に入園させることが決まったとき、実際息子が泣いて泣いて困りました。
「前のところ(病院託児所)に行きたい、行きたい!!」…先生方。本当にお世話になりました。