バスの運転士ってすごく大変。でも、楽しい事・喜びがある仕事だという事を教えたい。

指導運転士/奥秋 和則(2011年入社)

横浜営業所の指導運転士。
前職を含めて約21年ほどバス運転士を勤めていた。
班長運転士として6年間、新人の実務研修に携わった後、2017年から指導運転士として新人教育を務める。

Q.新人を指導する上で、重点的に指導している点はありますか?

「危険」の認識と「確認」の習慣付けを徹底的に教えています。

「ぶつかる!」と思ってぶつけに行く人って、いないですよね。
事故を起こす時は、見てないからぶつかるんです。

危険がわからない、今危ないから止まらなくてはならない、というのがわからないから、突っ込んでいってしまう。
それが殆どだと思います。

ただ、「今、ここを見なくてはいけない」と言っても、伝わり辛いですよね。
単純なことですが、ハンドルを左に切ったら左を見なさい、右に切ったら右を見なさいと、口に出して教えていく。
わかっているだろうと思っていても、出来るまで、しつこいくらい言います。

Q.指導する上で、特に気を付けている点はありますか?

バスに乗っている時は、常に確認などの指導をしていますが、バスを降りたら仕事の話はしないようにしています。

ずっと一緒にいて常に仕事の話をしていたら、緊張しっぱなしで疲弊してしまうと考えていて。
なので、バスを降りたら、ちょっとギャグを交えた話などをして、適度にリラックスしてもらうように努めています。

仕事について聞かれれば答えますが、自分からは話しません。バスの中で完結させます。
それが自分のモットーです。

お客様の命を預かっているので、バスの運転はすごく大変です。
でも、大変な分、楽しさや喜びがある仕事だと教えたい。
そういう気持ちをもって、厳しく、優しく指導していきたいと思っています。

Q.どのような方が、成長が早いと思いますか?

チャレンジする人ですね。
指導する上で、どんどん失敗しろと、失敗しなかったらその先の成長はないと言っています。

例えば、「バス停を越えてもいいから、普段より遅めに、少し強いブレーキ踏んで停止して」という指示を出した時に、やる人とやらない人がいる。
指示通りにやった人は、「このタイミングでブレーキをかけたら、バス停を越える」と失敗したからこその学びを得られる。
だからこそ、成長が早いと感じます。

Q.相鉄バスの教育体制についてどのように思いますか?

形だけではない、現場に活きる教育が定着していると思います。

現場の悩みに対して、とても寄り添ってくれる会社なんですよ。
班長・副班長に向けた高速バス運転の教育があるんですけど、それも現場のアイデアで生まれましたね。

他にも、入社後すぐの新人教育以外にも、入社2ヶ月後・1年後・3年後といった節目に研修があります。
それの何が良いって、仕事に慣れてきたころに、初心を思い出させてくれる。
運転士の安心・安全への意識向上に繋がっていると思います。

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