スタッフインタビュー詳細

私たちが考えたケアに「ありがとう」と言われるよろこび。

後藤 曜子
そうごうケアステーション寝屋川
管理者兼サービス提供責任者
2015年入社
入居者様と一対一で介護をしたい方におすすめです。

訪問介護といえば、一般家庭に訪問するイメージだと思いますが、私たちの仕事は施設への訪問です。「そうごうケアステーション寝屋川」は、当社が運営する有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅の入居者様に、訪問介護サービスを提供しています。施設は入居者様の専用居室がある、いわばマンションのようなもの。お一人おひとりの居室を訪問し、入浴や排せつの介助、居室のお掃除や洗濯、外出時の同行など、生活全般をサポートしています。私は施設での介護経験もありますが、特別養護老人ホームや介護老人保健施設と比べると、入居者様と一対一になれる時間は多いです。ほとんど自立している方から重度の認知症の方まで介護度も幅広く、勉強になりますね。

19歳から続けてきた介護の仕事。訪問介護は初挑戦でした。

子どものころから、将来の夢は看護師さん。理由は覚えていませんが、大好きな医療ドラマに憧れていたのかもしれません。ところが、看護学校の受験時期に入院し、夢をあきらめることに…。入院中、なんとか医療に携われないか考えていたとき、ふと思いついたのが介護の道でした。偶然の選択でしたが、結局高校を卒業してからずっと介護をしています。当社に出会ったのは、夫の転勤がきっかけです。新居の近くにあり、今まで経験のなかった訪問介護を学べるチャンスとあって入社しました。はじめて経験した施設への訪問介護は、施設の動きも訪問介護の仕組みも知らなくてはいけないので、覚えることが多く難しかったです。ただ、そのぶん大きなやりがいもあります。

限りある中で、ベストな介護を目指しています。

介護保険制度では、要介護度に応じて使える介護サービスに上限があります。入居者様やご家族のご希望に、ケアマネジャーや介護士が必要だと考えるケアを加えると、なかなか制限内に収まりません。何を削って何を優先するのか、調整する場面では苦労します。ただ、苦労の甲斐あって上手く収まったときは、とっても気持ちいい!しかも、私たちが考えたケア内容を見て、ご家族様や入居者様が「ありがとう」と言われると、うれしいですし、自信にもなります。介護保険制度、施設の設備、職員の人数。すべて無限ではありませんが、限りある中で、入居者様にも職員にもベストな方法を探っています。

新人さんをみんなで育てる、家族のような職場です。

「そうごうケアステーション寝屋川」では、50代・60代の介護士が活躍しています。彼女たちから見ると、10代・20代・30代の介護士は子どものような年齢なので、上司や先輩というよりは、お母さんのように面倒を見てくれていますね。同時に、入居者様から見ると、介護士は子どもや孫のようなもの。仕事である以上、緊張感は保っていますが、3世代で暮らす家族のような、温かな雰囲気があります。新人さんもみんなで育てるので、初任者研修さえあれば未経験でも大丈夫です。入居者様の体の抱え方などは、最初の同行でしっかり教えます。専属の教育係が長期間付いて研修するわけではないのですが、お母さんのような先輩が施設内に何人もいるので、はじめての介護でも心強いですよ!

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