スタッフインタビュー詳細

洋服が本当に大好き。若い頃にセレクトショップの販売員を経験しており、その後出産を経て化粧品販売や保険の営業、営業事務とさまざまな仕事に就きましたが、「もう一度アパレルの仕事をしたい」と『SHINKI』に入社しました。当社は、自分たちで仕入れができ、お店を任せてもらえるということで、働く前からとても楽しみでしたね。
入社後、以前から足を運んでいた『Belle Femme久御山店』へ配属。当時、久御山店には私のほかに2名のスタッフが在籍していたのですが、その方々の販売力がとても高くて驚きました。大好きなお店でしたし、早く仕事を任せてもらえる存在になりたかったので、まずは私も売上を伸ばし、結果を出すことに専念しました。かっこいいカジュアルが得意な2人に対し、私はどちらかというとキレイめなカジュアルが得意。それを生かし、「石田さんの服装が好きだから提案してほしい」と言っていただけるお客様を、新たに増やしていきました。2人に追いつきたいという気持ちは、間違いなく大きなモチベーションになっていましたし、手を抜かずに服を着て店頭に立つことで、お客様に「いいな」と思ってもらえる自分を目指しました。

販売職には、営業職に似たところがあると思います。お客様の好みを的確につかみ、提案すると「あのときの合わせが良かったから、また合わせてほしい」と、リピーターになってくださいます。でも、たくさん売るためにと、何を着ても「お似合いですね」と言うようなサービストークはしません。サイズが合っていなければ、たとえその商品を気に入っていらしても「こちらのほうがいいかもしれません」と、他のものおすすめすることもあります。「あなたみたいにはっきり言う店員さん、はじめてだわ」と言われることも少なくないですが（笑）、嘘のない接客は、気に入っていただけると次につながりますし、私の強みのひとつだと思っています。
今年の1月からは『Belle Femme五条店』にて店長を務めています。当社の別のブランドが入っていた店舗が『Belle Femme』に変わるということで、「行かせてください」と自ら名乗り出ました。以前はセレクトショップの形態ではなかったこともあり、今まさに“客層を変える”という難題にぶつかっています。少し時間はかかるかもしれませんが、最初にお世話になった久御山店のように、スタッフが得意分野を生かし、自信を持って洋服を提案できるお店にしていくことが、今の私の目標です。