「観光バスの魅力」長年のバス運転手の経験で実感した事

西村運転手

食品会社で営業職、その後大手路線バス会社に入社しバス運転手の経歴をスタートさせる。滋賀観光バスに入社して14年。

幅広い年代のお客様をプロの技術で楽しい旅に!

バスドライバーを目指すキッカケは何でしたか?

学校を卒業した後は、食品会社の営業として働いていました。
当時から車の運転は好きで、なんとなくバス運転手は楽しそうな仕事だろうなぁと感じていました。転職をきっかけに全くの未経験だったのですが思い切ってバス運転手を目指しました。
大型二種免許は前職のバス会社に就職する際に取得しましたね。

滋賀交通に入社を決めた理由は?

前職のバス会社で配属された営業所は、自宅から少し遠かったんです。
通勤時間が長いとバス運転手としては、睡眠時間が減り体力的に負担となる事が多いので、利便性の高い滋賀交通への転職を決めました。
私は、生まれも育ちも滋賀。
馴染みのあるバス会社からすぐに内定を頂いて、うれしかったですね。

現在の業務内容を教えてください。

貸切バスを担当していて、週5日ほど乗務しています。
学校行事、慰安旅行、老人クラブと幅広い年代のお客様を担当しています。
前職では路線バスを担当していて、路線バスよりも少し大きなバスになりましたが、運転する感覚はそれほど変わりませんでした。
定期的に実施される安全マネージメント講習で、常に新しい知識と安全に対する意識を高めながら乗務しています。当社ではグループ会社で教習所のありますので、そちらで教習を行うこともあります。

路線バスと観光バスで運転手としてのスキルは違いましたか?

どちらも経験した上で感じるのは、観光バスの方が奥が深いと思います。
路線バスは、運賃を頂いて、決まったバス停までルート通りに運転して・・と形式通りに当てはめればそれでOK!
だけど貸切バスは、状況におおじた臨機応変な対応が必要ですね。急遽バスを止めて休憩が必要になったり、意外と様々な事に対応する事があります。
お客様のご要望のルートに応えすぎても、乗継する交通機関に間に合わない場合があったりと、その都度相談しながらトラブルなく行程通りに進めていく難しさがあります。
今では、上手く行くように調整するのが、私の腕の見せ所ですね。

バス運転手って楽しい!と感じる瞬間はありますか?

一人で最初から最後まで担当する乗務、同僚と連携して行う乗務、どちらにも楽しさがあります。
様々な観光地を訪れて、多くの方と接する事も良い経験になっています。
今でも、初めて通るルートがあったりと、慎重に進めながらも新鮮な気持ちで運転できています。そこでの新たな発見などもおもしろいですね。
バスの安全性が問われている中で、乗務後にお客様から頂く感謝のお言葉は運転の自信にも繋がります。

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