日本の産業を、見えないところで支える
係長
越後屋 高志
弊社製品・部品のほとんどは機械加工で製作されており、その工程の一環である旋盤加工を担当しています。機械課は4つのセクションに分かれていて、私が所属するのは機械課 第1機械係。汎用機を使用して旋盤加工を行っています。
一言でいえば、飽きがこない仕事だから、ですね。ジョイントや金属加工品と言っても様々あり、お客様や使用現場によってさまざま。毎日違うものをつくるのでいつも新鮮な気持ちで従事できています。最初は覚えることが多く大変でしたが、慣れてきたら「どうしたらより良いものができるか」という創意工夫もできるように。そんな刺激的な毎日を送っていたら、気づけば20年経っていました。
集中力を要する仕事なので、業務中はひたすら打ち込みます。夕方「あれ? 今日、誰かと会話したっけ?」と思うような日もしばしば。ものづくりが好き、黙々と作業したいという方にはピッタリなのではないでしょうか。もちろん相談したいときは気軽に話しかけられますからご心配なく。一人ひとりが自分の仕事に責任とプライドを持っている職場です。
20年勤務しても、残念ながら自分の関わった商品が使用されている現場を見たことがありません。しかしこれはむしろ、弊社の強みだと私は思っています。縁の下の力持ちのように、目立たないところで確実に日本の産業を支えている。そう考えると、ワクワクするしプライドをくすぐられますね。この仕事の醍醐味だと考えています。
工場での製造業というと、肉体労働のイメージがあるかもしれません。しかし金属加工は体力をあまり使わないんです。使うのは培ってきた技術や、積み重ねてきた知識。これらをフル活用して、お客様に喜ばれるものを作るのが私たちの任務です。手に職をつけ、安定した環境で腰を落ち着けて働きませんか。