スタッフインタビュー詳細

利用者様、スタッフ、職場環境のアンサンブル

後迫英和
特別養護老人ホーム ベルアルプ
援護部 援護長
2012年入社
ライフスタイルの変化に合わせて、働き方も変化させられます。

私が援護長を務めているベルアルプは、ベルピアノ病院、サービス付き高齢者向け住宅のベルヴィオロンとともにベルアンサンブルという建物の中にあります。それぞれ、アルプ(ハープ)、ピアノ、ヴィオロン(バイオリン)から取られていて、3つの施設がアンサンブル(協和)することを願って名付けられました。

ベルアルプのスタッフは60名ほどで、20代後半から30代くらいのスタッフが中心です。ありがたいことに施設の開設当初からずっと働き続けるスタッフがたくさん活躍しています。現在の定着率を考えると、働きやすい環境を提供できているのではと感じています。

当施設では子育てや家庭と両立しながら活躍しているスタッフがたくさん在籍しています。ライフスタイルに変化があっても、介護の仕事を続けているスタッフが多いのは複数の施設を持つ法人の良さでもあります。スタッフには家族のような気持ちで接していますので、出産等で一旦退職するスタッフにも「またいつでも帰ってきて」と声をかけています。戻ってきてまた一緒に働けるとうれしいですね。復帰しても無理せず子育てしながら働けるよう、施設を移れるなど、法人としてライフスタイルの変化にあわせて仕事を続けていける体制を整えています。

次代に合わせて変わっていくこと、変わらないことを見極めていきます。

もともとは法人内の特別養護老人ホーム「ベルライブ」に介護スタッフとして入社。その後、ベルアルプの立ち上げメンバーとしてオープンから携わりました。今年の4月から援護長を就任し、立場が変わることでデスクワークなども増えましたが、時間の許すかぎり、今まで通り現場に関わるようにしています。利用者様とやりとりや、新人への指導などはある程度現場のスタッフに任せていますが、なるべく私からもスタッフに声をかけるようにして風通しの良い職場を意識しています。何気ない会話でも話すことでスタッフのことは良く分かります。声をかけて調子が良くないなと感じたら、面談などを行い体調面や仕事で悩んでいることはないかなどのサポートをするように心がけています。

また職員が働きやすい職場になるための取り組みも積極的に考えています。たとえば、職員の腰痛対策として、移乗のための機器を導入してみてはどうかなど、ITの導入や作業の機械化についても検討中です。人員不足が叫ばれて久しい介護業界ですが、だからと言ってスタッフに無理ばかり強いることもできません。自動化できるところにはITや機械を導入することで、個別ケアの時間をより多く確保していきます。利用者様の満足、そしてスタッフのやりがいにつなげていけるよう頑張りたいと思っています。

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