セイビ大阪に入社されたきっかけを教えてください。

私がセイビ大阪を知ったのは、友人の紹介がきっかけです。当時は製造業に従事していたのですが、よりワークライフバランスの整った環境をと考えていた矢先の出来事でした。それまで設備管理、ビルメンテナンスとは無縁でしたが、仕事とプライベートをきちんと切り分けられる点、未経験でもスタートできる点に魅力を感じ、転職。実際、残業はほとんどなく、休暇もしっかり取れており、気がつけば勤続20年が経過していました。

現在、担当されている仕事の内容を教えてください。

心斎橋のテナントビルに勤務し、責任者として現場を指揮しています。主な業務内容は、受変電設備、給排水設備、空調などの月次点検、館内の巡回点検、テナント様からの電話対応など。水漏れのように応急処置が必要な事態にも即対応できるようにしています。以前、ホテルの設備管理を担当していたころには、宿泊のお客様のご迷惑にならないよう作業する必要がありましたが、現在はテナント様のニーズに合わせた応対を心がけています。

資格取得にあたり、会社からのサポートはありましたか？

資格試験の受験にあたっては、会社から受験料が支給されます。私自身、この制度を活用し、二級ボイラー技士、危険物取扱者といった設備管理に欠かせない資格を取得することができました。さまざまな専門知識・技術が要求される仕事だけに、勤務時間内に資格講習が実施されるのもありがたかったですね。今度は「ビル管（建築物環境衛生管理技術者）」の国家資格を取得し、さらなるスキルアップにつなげたいと考えています。

仕事をするなかで印象に残ったエピソードはありますか？

入社から1年ほどが経った宿直勤務中、ボイラーに空気漏れが発生したことがありました。ペアで勤務していた先輩はすでに仮眠を取っており、一人で緊急対応をしなければならない局面。自分なりに考えた結果、持ち合わせのネジで穴をふさぎ、どうにか応急処置を完了しました。先輩には日頃から「『一』と言われれば、『十』ができるようになれ」と聞かされていたこともあり、応用的な方法で急場をしのげたことは率直にうれしかったです。

今後の目標を教えてください。

現在は世代の近い同僚に囲まれ、非常に居心地の良い職場環境のなかで働くことができていますが、新たに現場を引っ張るリーダーを育成していきたいのも事実です。そのためにも自分の経験を書面に残すなど、ノウハウの蓄積を図っていきたいと考えています。私自身、未経験から20年近く仕事を続けてこられたように、セイビ大阪には自分の時間を確保しながら、長く活躍できる環境があります。若い人にも積極的におすすめしたいですね。

チームプレイで施設運営をサポート。

出勤後、まずは2人のスタッフが手分けして館内を巡回、設備に異常が発生していないかを点検していきます。その後、テナントの営業開始時刻までにエアコンのフィルターなどをメンテナンス。作業の合間には緊急対応や報告書の作成といった業務も発生します。12時に遅番のスタッフが出勤すると入れ替わりで休憩を取り、午後からは年間計画に沿った月次点検を実施。最終の館内巡回を終えると、退勤します。残業はほとんどありません。