八幡市と枚方市の営業担当のフォローをしており、配送・引き取り業務やモニタリングがメインの仕事です。毎日多くの方とお顔を合わせており、モニタリングであれば、1日5~7名の利用者様とお会いします。15分から20分、長いときは1時間ほどかけて情報をお聞きするのですが、信頼関係を築けないと本音をお話しいただけません。天気や時事問題など何気ない会話をしながら距離感を縮めていくと、ふと「そういえば最近、トイレで立ち上がりにくくなって…」とお困りごとをお話しくださいます。とはいえ初めの頃は日常会話が苦手で、会話も途切れがちでした。どうすればいいのだろうと考えているうち、自分から話をしようとしていたからだと気がつき、質問をして聞き上手になろうと意識するように。すると「身に付けている時計のブランド、私も好きです」「棚にカメラが並んでいますが、写真がご趣味なんですか」と周りすべてが会話のヒントになり、笑い合う時間も増えました。苦手意識はすっかり解消され、いまではコミュニケーションを楽しんでいます。
人と接する仕事がしたくて入社を決意。ユーモアあふれる仲間がたくさんいる職場です。
当社の営業スタッフは、ノリが良い社員が多く、福祉用具の割引キャンペーンのチラシも、思わずクスリとくる企画ばかりです。チラシ担当は持ち回り制なので、ある車イスのキャンペーンを任されたときは、とても悩みました(笑)考え抜いた結果、その車イスの特徴である「軽さ」をアピールするため、会社の向かいにある堤防に行き、自分で車イスを持って思いっきりジャンプする姿を撮影してもらうことに。少し恥ずかしさもありましたが、ありがたいことに、いままで関係の薄かった利用者様やケアマネージャーからも「見たよ!面白かったね」とお声をかけていただき、その後の関係もスムーズになりました。ユーモア精神あふれる当社だからこそ、できたことだと感じています。面白いだけでなく、仲も良くて、ちょっとした疑問も先輩に質問しやすいです。一緒に笑い合える仲間が周りにいるので心強く、自然と前を向いて仕事に取り組めています。
以前は病院で介護職に携わっていました。別のキャリアを考えたときに、介護の知識を活かせて、人と接せられる仕事につきたいと、当社に飛び込みました。施設で働いていたときは、1日のスケジュールが決まっているので、予定通りにどう進めるかを考えていればよかったのですが、いまはスケジュールから自分で決めていかないといけません。最初はうまく調整できず先輩の力を借りることも多かったですが、1年ほどで感覚をつかめました。慣れてくれば臨機応変に対応できるのが魅力で、私が担当するエリアで大きな地震が起きた際も、お一人暮らしをされている利用者様の安否確認をすぐに行えました。自分で決められることがたくさんあるからこそ、利用者様から「おかげで楽になった。ありがとう」と感謝されたときの達成感は格別で、何度聞いてもうれしくなります。仕事の楽しさがわかるまで先輩たちに育ててもらえたので、今度は私が新人を引っ張り上げる番。後輩の成長を後押ししつつ、全体の動きもフォローできるように努めます。
入社:2015年