前職はサッカーのコーチをしており、介護業界はまったく知らない世界でした。祖母が『サンてらす』を利用するようになり、興味を持ったことが入社のきっかけです。未経験から始めた私を、みなさんあたたかく迎えてくれ初歩から指導してくれましたし、いまでもわからないことを質問すればやさしく教えてくれます。1年ほど配送とモニタリングを中心に行い、商品知識や営業の流れを学んでしっかりと基礎が固まってから営業として担当エリアを持つようになりました。この仕事は、コミュニケーションを取る機会が非常に多く、利用者様だけでなく、ケアマネージャー(以下ケアマネ)への情報共有も欠かせません。サッカーのようにチームワークを意識して、報告・連絡・相談を小まめに行っています。
積極的に学び、ひとつ上の営業を目指す。心からの感謝の言葉が励みです。
利用者様宅へ福祉用具の提案へ行く際は、ケアマネや病院の相談室から連絡を受け、利用者様宅へケアマネと同行して、利用者様とご家族様のお話しをお聞きすることから始まります。その際に利用者様の状態を確かめるのですが、大きなポイントは皮膚トラブルです。床ずれがある場合は、患部を見せていただいて赤みがさしていないかなどをチェックし、症状に合わせたベッド・マットレスの種類を考えます。どのようなお部屋なのか、どういう暮らしをしているかも話し合い、具体的な商品を決めたら、ご自宅へ搬入して1~2週間かけて試用していただき、フィットするまでさまざまな商品を提案します。その後は長くても半年に1回、どのようなご様子かモニタリングし、その方の状態に合わせて手すりの設置なども追加で提案していきます。パッと見てどのような商品が必要なのか、経験を積むほど思い浮かぶようになり、成長を実感しています。
現在、枚方市と久御山町エリアをはじめ、八幡市のフォローを担当しており、200名近くの担当を抱えています。半年に一度は必ずお顔を合わせるので年々距離感も近くなり、伺うと「よう来たな」「元気してるか」とお声をかけてくださいますし、中には親しげに「アレックスくん」と私のミドルネームを呼んでくださる方もいらっしゃいます。私のサポートとして代わりにモニタリングをした社員から、「新垣さんのこと、気にかけていらっしゃいましたよ」と聞くのもうれしいです。みなさま自分のお孫さんのように接してくれますし、私も自分の祖父母のように親身になって接していますが、プロとして丁寧な言葉遣いなどの礼節は必ず守っています。福祉用具の専門相談員としてもっと周りから頼られることが現在の目標です。自宅でも勉強して日々商品知識を蓄えながら、先輩たちからも学べる部分をすべて吸収し、全員の良いところを凝縮させた営業スタッフを目指します。
入社:2014年