前職では、車部品の卸会社で受注業務を担当。日々電話でお客様と関係を築いていけることにやりがいを感じており、いつしか「直接お客様に会える仕事をすれば、もっと面白いのではないか」という想いが芽生えてきました。その想いが大きくなる中で決断したのが、営業職への転職です。
営業職と一口にいっても業界はたくさんあり悩みましたが、あらゆる業界に対して商談ができる『サニクリーン山陽』の魅力にひかれ応募しました。正直にいえば、知識も経験もない仕事を始めるのは不安しかなかったです。しかし、当社は中途採用でも研修が1ヵ月間あり、エリアの前任者が同行して仕事の流れやお客様の特徴を教えてくれます。
オフィスでも周りの先輩たちがフォローしてくれるため、一つひとつ疑問を解消していけました。集配業務に慣れるのに半年ほどかかりながらも、そこから営業をする時間をつくれるようになり、お客様とのコミュニケーションが楽しいものに。周りの環境も素晴らしく、本当に良い仕事に出会えました。
40代・異業種からの決断。当社で営業職の良さを知れました。
私が担当する表町周辺のエリアでは、約420軒のお客様に商品をご利用いただいており、集配業務では1日40軒ほど回ります。こう言うとかなり忙しそうですが、場所柄も手伝ってお客様同士が密集しているため、移動距離は短いです。それに、マットを1枚交換するだけのところもあるので、実際にはそれほど繁忙感はありません。
また、月曜日から木曜日は集配メインで、金曜日は新規開拓メインと仕事のサイクルが出来上がっているのでメリハリをつけて働けます。
新規開拓は慣れないうちは、時間がかかると思います。私も初めて獲得したときは1ヵ月間かかりました。オープンを控えたある飲食店で、最初の営業で興味は持っていただけたものの、そこでは契約に至りませんでした。どういうご提案であればご契約をいただけるのか、悩むたびに先輩たちがアドバイスしてくれたので、得た知識をもとに何度も通った結果、見事獲得に。そのときもうれしかったのですが、集配の際に「掃除の手間が省けて楽だよ」とおっしゃっていただけたことが一番の喜びでした。人に感謝していただける仕事だからこそ、いまも続けられているのだと思います。
あらゆる業界に営業をかけられる仕事に就いたおかげで、毎日が発見の連続です。たとえば、ある人気店では非常に早い時間から仕込みを行っていました。見えない努力が成功をつくっていると知り、私自身もモチベーションが上がっています。
お客様と長く信頼関係を築いていけば思わぬチャンスも巡ってくるもので、最近長年お付き合いのある飲食店の店長から、2号店の設備も任せたいとおっしゃっていただけました。もともとマット1枚の契約から始まり、そこから発展していった方なので、感慨深いものがあります。
働いたからこそ思うのですが、この仕事は人と接することが好きで、約束をきちんと守れる方であれば、いずれ結果が出ます。営業に対する苦手意識があっても、やってみればなんとかなるものです。私もここで、成長できました。いまはマットやモップだけでなく、ユニフォームの商品知識も身に付け、会社が取り扱う全商品を案内できるようになったので、お会いできるお客様もチャンスも増えて、より楽しくなってきています。
勇気を出して、別の世界へ飛び込んで正解でした。
略歴
前職は車部品の卸会社勤務。41歳のときに一念発起し、2016年10月に『サニクリーン山陽』へ入社。岡山西支店に配属され、現在まで表町周辺のエリアを担当となり2020年7月から福山営業所CCS担当になる。料理が趣味で、週末に家族へ振る舞うだけでなく、学校へ通う子どものお弁当づくりも行う。
主任
2016年入社