スタッフインタビュー詳細
言語聴覚士
西条市民病院 1/2病棟、回復期リハビリテーション病棟、通所
言語聴覚士
- スタッフの経歴
- 入職11年目 正職員 主任
Q1. 入職してから1番嬉しかったこと・やりがいは?
(嬉しかったこと)
嚥下障害の患者様が再び好きなものを食べられるようになったときや、失語症で言葉がうまく話せなかった患者様が、ご家族と笑顔でコミュニケーションをとっている姿を見たときに嬉しく思います。
(やりがい)
失語症や高次脳機能障害、嚥下障害は外見からは分からず、ご本人だけでなくご家族や周囲の方々も戸惑うことが多いと思います。日々のリハビリテーションだけでなく、ご家族の不安を伺ったり、コミュニケーションや食事についての対応法を伝えることも、言語聴覚士の大切な仕事であると考えています。回復には時間を要し、難しい部分もありますが、患者様が笑顔で退院することができたとき、この仕事のやりがいを感じています。
Q2. 研修制度、入職後の流れについて
病院全体での新人研修が、入職時、その他定期的に実施されています。
言語聴覚士部門では、入職後は先輩セラピストの見学を行いながら、徐々に臨床に慣れてもらうよう、評価や口腔ケア、食事への関わり等を一緒に実施しています。また、卒後教育を2年間行い、臨床に必要な知識、技術を学びます。
Q3. チーム医療について
患者様の普段のコミュニケーションや食事の様子など、リハビリテーションの場面以外での情報は非常に大切です。また、リハビリテーション時に得られる情報も多々あります。患者様やご家族を中心として、多職種の専門性をお互いに理解し、積極的にコミュニケーションをとるよう心がけています。
Q4.職場の雰囲気、働きやすさへの取り組み
経験年数に関わらず、日々の臨床で悩んだことはその都度相談しやすい環境だと思います。設備としては、各種言語・高次脳機能検査や嚥下内視鏡検査での嚥下評価を随時実施しています。
Q5.回復期リハビリテーション病棟について
患者様がその人らしい生活を再び送ることができるよう、基本的に365日体制でリハビリテーションを提供しています。多職種が連携し、退院後の生活に近い状況を想定しながら日々取り組んでいます。