スタッフインタビュー詳細

新しい視線から介護を学び、「より良い介護」を届けることを目指しています。

Tさん
サービス提供責任者
勤続10年
自分の祖母に優しく対応してくれた職員の方に感銘を受け、介護の世界へチャレンジを決意。

現在、私はサービス提供責任者として働いていますが、もともとヘルパーとして入社しました。未経験からのスタートです。祖母の足腰が悪くなり、施設にお世話になっていたときに、職員の方々の笑顔や対応に感動したことが、この世界へ飛び込んだキッカケでした。私自身、人と関わりたくてこの仕事をはじめたので、現場で利用者様と直接触れ合うことも楽しいのですが、サービス提供責任者として、書面などを通して利用者様と関わる介護にもおもしろさを感じています。経済状況を含めて家族との関わりをしっかりと知り、一人ひとりに合ったサービスを届けられるように心がけています。また、介護の仕事は「すべてをヘルパーが行う」のではなく、「自立支援」が目的。私たちがすべての作業を完璧にしてしまうと、自立の芽を潰してしまうことになりますので、あくまで「自立のお手伝い」と意識しながら仕事に取り組んでいます。

敬意をもって接することが、信頼を生みます。助け合いながら仕事に取り組みましょう!

介護の仕事に関わる上で大切なのは「敬う気持ち」と「言葉遣い」の2つ。認知症の方を介護するときには、子どもに接するような言葉遣いになってしまいがちです。しかし、自分の親や祖父母がそんな対応をされていたらどう思うでしょうか?きっとご家族の方はいい思いはしないでしょうし、ご本人も不快に感じているかもしれません。お一人おひとりに対して敬意を持って接することが、信頼関係の構築につながっています。利用者様と関わるのはヘルパーからみると1日2~3時間程度ですが、利用者様の大事な人生の一部。貴重な時間に関わっていると実感しなければいけません。また、ヘルパーは孤独な仕事でもあります。訪問した先で利用者様が倒れている場合や、急に体調が悪くなることもあります。そんな時にも一人で対処しなければいけません。命に関わる現場だから、厳しく言うこともありますが、困ったときにはケアマネやサービス提供責任者、そしてヘルパーの仲間でしっかりフォローします。お互いを助け合いながら「良い介護」を利用者様に届けましょう。

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