スタッフインタビュー詳細
『ポシブル』だからこそできるケアがあります。
部署:訪問看護ステーション ポシブル飛鳥 役職・職種:管理者・看護師
河邊 純子
利用者様の生活の質の向上を目指す仕事にやりがいを感じています。
この職場の前は訪問看護を2年、それ以前は病院勤務でした。退院された後の患者様のことは看護師には全く分からず、再入院されたりすることもあるので、退院後の在宅ケアの大切さを感じ、思い切って訪問の世界へ飛び込みました。こちらではまだ入職して半年ほどで、訪問経験が少ないスタッフもいるため、日々試行錯誤しながら働いています。
病院を退院したときの利用者様は、日常生活を営むことができる最低限のコンディションでいらっしゃることが多いです。
問題は、退院したあとに、どれだけ安心して在宅生活に馴染み、住み慣れた居宅で継続して暮らしていただけるか。
退院直後は特に、病院との環境の違いでうまく在宅生活に移行できないことがあります。そこで訪問による看護ケアやリハビリテーションが必要になります。訪問看護ステーションポシブル飛鳥(以下、訪看飛鳥)では、PT・OTなどのリハビリの専門家が多数在籍していて、一緒に在宅でリハビリなどのケアを行うことで、利用者様をもうワンランク上のコンディションに導くこと、生活の質の向上を目指すことが可能です。
また、訪看飛鳥の看護師たちで特に力を入れていることが、「フットケア」。研修会に参加したり、必要物品も揃えたりして、足部の健康から利用者様の活動性向上の支援に繋げようとしています。
このように看護ケアを通して状態悪化のリスクに対応しながら、セラピストと協働し利用者様のできることを増やしていく支援に看護師としても大きなやりがいを感じています。また、リハビリの専門知識も身につくので、看護師しかいない事業所にくらべてメリットもありますね。
訪問が初めての方にも手厚いフォロー体制!育児中でも安心して働ける環境が『ポシブル』にはあります。
現在、看護師の1日の訪問件数は、大体4~6件。午前2~3件、午後2~3件のペースです。お昼は一旦、事業所に戻って休憩を取ることもあれば、そのまま外で取ることもあります。午後の訪問の後、事務処理やケアマネさんたちとの連絡業務などをして、1日の業務を終えます。
月末、月初は書類の作成等がありますが、それ以外はだいたい残業なく帰宅できています。
訪問看護の経験がまったくない方でも、座学研修や同行による研修もあり、安心です。また、看護は複数担当制でご利用者さんの支援をしているため、予定の空いている時など同行訪問をすることも多く、急なお休みの場合でも、スタッフでフォローし合っています。
実はまだ私自身も、手のかかる小学生を育てています。入社してから、学校行事などへの参加の融通も何回もきいてもらいました。有給休暇なども取りやすい環境で、家族との時間も持てています。育児中だから看護師として、とくに常勤として働くのはムリと、あきらめている方には、ぜひうちに来てほしいですね。本当に働きやすい職場だと思います。
超高齢社会の中で、在宅看護の担い手はまだまだ足りない状態で、在宅ケアはますます大切になってきています。1人でも多くの看護師がこの在宅医療の分野で活躍してくれることを願っています。