PIXのご紹介

お仕事について

全国に多数存在している介護事業所。
求人サイトを見ているだけではどこも似たり寄ったりに感じるはず。
このページでは「どんな人が働いているの?」「具体的な仕事内容は?」など、PIXでのお仕事について詳しくご紹介します。

具体的なお仕事内容

障害福祉サービスの重度訪問介護。
原則として同性介護での身体介護および家事援助がメインです。

【 身体介護 】
食事・排せつ・入浴介助、着替え、ベッドやトイレへの移乗、
体位交換などの身体に触れて行う介助、外出時の同行、見守りなど

【 家事援助 】
調理、洗濯、掃除、買い物などの家事全般

普段、自分が暮らしているのと同じように、ご利用者様が生活する上で必要なご要望に対応しながらサポートします。
介護付きのお手伝いさんのようなイメージです。
ご利用者様宅へは直行直帰です。

ご利用者様について

担当するご利用者様の人数は基本的には1名が多く、最大でも2名程度。
曜日や時間によって割り振っており、お仕事中は一対一でのサービス提供です。
ご利用者様は都内全域におり、先天性・後天性を問わず、ALS、脳性麻痺、頚椎損傷などの身体障害や知的障害をお持ちの方です。

活躍しているスタッフ

2022年5月時点で50名程のヘルパーが在籍しています。
女性の割合がやや高めですが男女比はほぼ半々で、年齢層は30代・40代が中心。
生活を安定させるための副業として働いている方も多く、介護職との掛け持ちはもちろん、IT系の仕事だったり、美容師だったり、俳優だったりと本業はさまざまです。
ヘルパー同士で接する機会はあまりありませんが、研修の際はお互いに気持ちよくケアが行えるようご利用者様も交えてコミュニケーションを取ります。

入社後の流れ

まずは重度訪問介護従業者養成研修を受講し、資格を取得していただきます。
資格をお持ちの場合は、希望のエリアや時間、曜日、日数などをお伺いし、ご希望にマッチする現場をご紹介します。
正社員など、安定を重視する方は人材事業を通じて他社への就職のサポートも行っています。

研修について

ご紹介先が決まったら、ご利用者様宅にて研修を実施します。
熟練のヘルパーが同行し、部屋の状況やものの位置、サービス内容など、イチから教えます。
高齢者介護とは違って体への触れ方や支え方に対するご要望はご利用者様によって異なるため、一つひとつ細かくお伝えしながら、一人で問題なくサービスが提供できるようになるまで指導します。

仕事の醍醐味

日常生活でのご要望は無数にあるため、細かな判断は現場のヘルパーにお任せしています。
もちろん、守っていただく一定のラインはありますが、ヘルパーの負担にならない範囲のことであれば逐一事業所に確認する必要はありません。
ご利用者様に合わせて、ある程度自分の裁量で動くことができます。

大変なところ

醍醐味の裏返しでもありますが、現場ではご利用者様と一対一でのサービス提供になるため、医療機関への連絡など緊急時も含め臨機応変に対応する必要があります。
万が一の際スムーズに動けるよう、緊急対応について理解しておくことが大切です。(マニュアルがあります)

お仕事スタート後のフォロー

日々のケアやご利用者様の状況について定期的にヒアリングを行っているほか、不安な点があれば随時マネージャー(男女3名)が対応します。
事業所で直接お話を伺う面談も任意参加で実施しています。

求める人物像

・誠実にご利用者様と向き合い、丁寧な対応ができる人
・時間通りに動くなど自己管理がしっかりできる人
・自分本位で介助や家事を行うのではなく、ご利用者様の考えを第一に考えられる人

代表社員メッセージ

『合同会社PIX』について

大学では社会福祉のコースを選択していたため、一年生の頃から介護業界の低賃金や人材不足といった問題について学んでいました。
勉強をしながら現場に出て、どれだけ頑張っても初任給は20万円いけばいいくらい。
三年生になり就活や実習が始まって、就職について本格的に考えるようになったとき、このまま介護業界で働くのは嫌だと感じたんです。
収入を諦めて働くくらいなら、いっそ今しかできないことをやってみようと思い、2017年の2月、大学3年生の春休みに会社を立ち上げました。
当時授業で学んでいたパールマンの6つのPが社名の由来です。

事業を展開する上で大切にしていること

やはり、一番はヘルパーさんへの還元です。
業界的に給与が安いという状況の中で、自分がそれではやりたくないと感じて会社を始めたので、同じことをしたら意味がないと思っています。
従業員の目線で立ち上げた会社だからこそ、ヘルパーさんに給与の面で満足してもらえるのは嬉しいですし、その姿勢は今後も変わりません。

PIXのこれから

PIXに在籍しているヘルパーさんの多くは非常勤やWワークで働いています。
ヘルパーさんの生活を保障し、守っていくためにも会社としての規模はもっと大きくしていきたいと考えています。
また、今は障害者介護を中心として事業を展開していますが、将来的には高齢者介護の分野でも人材事業に取り組んでいけたらと思っています。

求める人物像

この仕事をする上で一番大切なスキルは“相手に合わせられること”です。
人にはそれぞれ「自分のしたい生活」というものがあり、それは個人によって違います。
相手と自分の考え方が違うことを理解したうえで、ご利用者様のやりたいことを柔軟にとらえ、お手伝いしていただきたいと思っています。
もちろん、無理を全部聞けということではありません。
ヘルパーさんを守るのは私達の役目なので、受けられない要望があった場合は私やマネージャーがご利用者様に対応します。
介助にはテンプレートも正解もありません。コミュニケーションから実際の介護まで、相手が望む形に合わせて対応してくださる方を歓迎します。

応募者の方へ

業種的に気持ちも伴っていないといけないという風潮がありますが、重要なのはきれいごとではなく、ご利用者様に満足した生活を送ってもらえるかどうかです。
介護というとハードルが高く感じるかもしれませんが、例えばレジや店頭で丁寧な接客をする、ということと本質は同じです。
やってみて合わなければやめればいいし、一度手に職をつけてしまえばずっと食べていける業界です。
自分には無理だと決めつけず、“試しに一度経験してみよう”というくらいの気軽な気持ちでいいので、まずはやってみていただけたらと思います。

合同会社PIX
代表社員 金子 将史