スタッフインタビュー詳細

繊細で奥が深い日本料理は私の天職だと思っています。

張 世旺(チョウ セワン)
2019年入社
流れ鮨 三代目おとわ 池田総本店
調理スタッフ
日本で初めて知る魚や捌き方。驚きの連続からのスタートでした。

過去に上海の和食店で14年間働いていた経験を生かし、『流れ鮨 三代目おとわ』池田総本店に就職。中国でも魚の名前や種類、捌き方をたくさん学んでいたものの、秋刀魚を捌くときの皮引きや「ヒラマサ」という魚は日本に来てから知りました。当店のお料理をベルトコンベアにて運ぶ仕組みは中国にないものでしたので初めて見たときの驚きは大きかったです。上海のお店では日本人スタッフも働いていて店内メニューも日本語で書かれていたこともあり、文字を読むことや会話を聞くことはできるようになっていました。その際に日本語が読めるようになったことが今の仕事に大いに役立っていることを実感。というのも、当店はお客様が注文した商品が厨房のタッチパネルに表示されますが、日本語を理解できているおかげでお料理を確実に提供することができています。

調理技術はもちろん、仕事への姿勢も。数多くのことを教わりました。

お客様に提供する魚は、鮮度が命で衛生面や管理が大切です。魚の生かし方を見極め、刺身にするか炙りで使うかなど、一つひとつ判断していかなければいけません。仕込みも細かな作業が多く、実際、経験豊富な先輩でさえも刺身を1枚切るたびに計量し、経験則のみに頼らず丁寧な調理を心がけています。また、手が空いたときは自ら仕事を探すなど能動的に動くといった調理技術以外の仕事に対する姿勢をはじめ数多くのことを学びました。繊細で奥が深い日本料理が大好きで、それに携わることは私の天職だと思っています。日本語や調理技術をもっと磨き、先輩たちに少しでも近づいていけるように成長していきたいです。

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