スタッフインタビュー詳細

まずは、満足度で一番を目指す。柔軟な発想で未来を切り開きます。

岡本 数博
代表取締役
いい意味で「らしくない」会社経営を行っています。

23歳で給排水設備工事の仕事を志し、31歳のときに立ち上げたのが『岡本設備』です。そのときから20年以上の時間が過ぎ、私を含め3名だった従業員も20名以上に増えました。会社とともに年齢を重ねてくれる従業員も多く、現在の平均年齢は30代後半と高くなってきており、次世代を意識した採用も進めています。着実に歴史を積み重ねていますが、私たちには、「こうでないと」という固定観念がありません。というのも私自身、前職では畑違いの仕事をしていたので、業界を俯瞰的に見るような視点を持っています。外部のコンサルタントを活用して人事制度を見直し、評価シートと面談を組み合わせた評価制度や、個人に応じたキャリア形成などの取り組みを行っており、同業他社から「珍しい」と評されます。また、効率化を図るため、独自の現場管理ソフトを開発しました。いまも、万全な教育体制を確立するため、作業マニュアルを作成中です。良いものは取り入れ、悪いものはあらためる。その姿勢が、当社の根幹にあります。

技術力を高めることは、人を育てることにつながる。

私たちの強みは、正確さと高い技術力。より完璧な仕上がりを心がけ、職人がチェックした後に、施工管理がダブルチェックしてからお客様へ引き渡しています。“きちんとした仕事には、きちんとした報酬”が必要不可欠です。そのため当社では、見合わない価格の仕事は安易に受けません。納得のいく価格で契約してくださるお客様に対して、価格以上のサービスの実現を目指してきました。おかげ様で現在いただいている仕事の約8割が、得意先様よりご紹介いただいたお客様からの依頼です。ご期待に応えるためにも技術力の向上は必須なので、人材育成に注力しています。先ほども述べました評価制度も、その取り組みの一環です。年2回、社員に「今後はどのような仕事がしたいか」という具体的な目標と、現在できていることを評価シートに書いてもらい、そのシートをもとに私と管理者と3人で面談します。そうすることで客観的な視点が自己評価に入り、「自分の何が足りなくて、どうすれば伸びるか」が明確になりますし、成長した分は相応の対価を支払います。資格取得でいえば、“1級管工事施工管理技士”を取得すれば、資格手当だけでなく、祝い金として10万円を支給し、受験費用も1回目は全額会社負担です。以前であれば、「現場作業を○年積んで、それから施工管理の途も考えて…」と決まったキャリアプランで育成を進めていましたが、成長を促進するために考えをあらため、最近では「適性がありそうなら、すぐに施工管理へ」と個人によって変えています。

会社は従業員の頑張りがあってこそ。従業員の頑張りは家族の支えがあってこそ。

コツコツと信頼を積み上げ、技術を磨いてきたことで、売上も伸び続けています。これは私一人では成し遂げられないことです。従業員には本当に感謝をしており、身内のように感じています。そして、従業員の頑張りを支えているご家族にも感謝しています。日頃の努力に報いられるように考えたのが、家族全員が参加できるBBQ大会です。従業員には「働いてよかった」と思ってもらいたいですし、ご家族にどのような会社で、どのような仕事をしているか知っていただくことで、たとえば子どもさんに「自分の親のようになりたい」と感じてもらえるとうれしい限りです。他にも、毎年クリスマスには全社員にケーキをプレゼントするなど、いろいろと還元できるように企画しています。また、一緒に働けたことは縁だと捉えており、従業員が独立した後も変わることはありません。独立も支援しますし、もしうまくいなかった場合は戻ってくることも可能です。実際に、もう一度当社で活躍するようになった仲間もいます。人を大事にすることが、会社の成長につながってきました。この姿勢は、今後も同じです。「チャレンジ精神で、会社・自分・お客様と共に明るく楽しい社会を作り上げていく為に地域にオンリーワンを、みんなで目指そう」という経営ビジョンのもと、全員が笑顔になることを第一として、売上ばかりを注視せず、結果として満足度、売上ともに一番になれる会社を目指します。

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