#04 人生に寄り添うケアを目指して。ホーム長になり景色が広がりました。

Oさん

ホーム長(ナーシングホームOASIS藤が丘) 2015年入社

インタビュー INTERVIEW

01 「最後までケアをしたい」という想いを持ったメンバーが集まっています。

  • インタビュアー

    病院勤務から介護施設に、活躍の場を移された理由を教えてください。

  • Oさん

    緩和ケアに興味を持ったことが入社のきっかけです。以前の勤務先である大学病院では、最後をお迎えになる前に退院されるケースが大半だったので、次第にその部分もケアできればと思うようになりました。入社してみると、同じ考えを持った看護師が多く在籍しており、共感できる部分もたくさんありました。それぞれ価値観が違っても、最後は同じ方向を目指せるのは、そういった理由も大きいのだと感じています。

  • インタビュアー

    実際に介護業界で働くようになっていかがでしたか?

  • Oさん

    介護の世界に入ったことで感じるのは、看護と介護の両面でお一人の方を支えられる良さです。看護師は清拭の処置などに追われることなく、医療行為に専念できるため、お一人おひとりと向き合える時間も増えました。

  • インタビュアー

    病院看護と訪問看護の違いに、最初は戸惑いがありましたか?

  • Oさん

    病院とは違って生活部分への配慮も必要になるため、入居者様ごとにルールがあり、そこは戸惑いがありました。これはだれもが通る道だと思いますので、着実に慣れていただけるように研修期間を1ヵ月ほど設け、その間はマンツーマンで指導を行っています。また、訪問看護というと単独作業のイメージがありますが、当施設の訪問看護はひとつのマンションの中の各お部屋に伺うような感じなので、なにかあったときにすぐに人を呼べるのも魅力です。『ファミリー・ホスピス』なら、経験やブランクの長さに関係なく活躍できます。

02 「ここを選んでよかった」と感じていただける施設をつくりたい。

  • インタビュアー

    最近ホーム長になられたそうですね。立場が変わって見えたものはありましたか?

  • Oさん

    2019年10月よりホーム長になったので、いまは引継ぎや勉強の最中です。経営という新しい要素も出てくるなど学ぶこともたくさんある中で、あらためて介護職の存在の大きさを感じました。介護職が生活を支えてくれるからこそ、丁寧な看護が実現できます。お互いが尊重し合い、二人三脚で連携してこそ、入居者様の人生に寄り添えると思うようになりました。

  • インタビュアー

    「連携」という言葉は、この仕事のキーワードになりそうですね。

  • Oさん

    看護と介護の連携ももちろんですし、残されるご家族様との連携も欠かせません。当施設では、治療前提でなくても入居し続けられます。たとえば、難病で人工呼吸器が必要になった場合も、使用の有無を選んでいただけるのですが、その際に入居者様はどうしたいのか、ご家族様はどうしたいのかをきちんとお聞きし、だれもが納得する方法になるように話し合いを重ねています。

  • インタビュアー

    では、ホーム長の目標をお聞きして終わりたいと思います。

  • Oさん

    人生の最後の最後に、入居者様も残されるご家族様も「ここでよかった」と心から思える施設をつくることが、これからの目標です。いままで以上にコミュニケーションに比重を置き、みんなで理想の答えを見つけていける環境を整えていきます。

1日の流れ SCHEDULE

AM

  • 朝の申し送りに参加し、入居者様の現状を把握しました。

  • スムーズな施設運営を行うため、スタッフ管理や収支管理などのマネジメント業務に取り組みました。
    仕事が一段落したので、お昼休憩に。

PM

  • お昼を食べて元気が出れば、再びマネジメント業務を開始。
    訪問看護管理者や訪問介護管理者に話を聞いて、各部署の様子を把握し、今後の方針を話し合いました。

  • 今日すべき業務を終え、退社しました。

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