警備員の仕事は、施設を利用する方たちに建物内でのルールを守っていただく審判のようなもの。
警備員自身が模範となるよう、規律を順守する人であることが大切です。
例えるなら、人も車も通らない深夜の路上でも赤信号を守れるような人。
そんな根っこの部分にある“馬鹿真面目さ”こそ、施設警備員に求められる才能だと日章警備保障は考えています。
大変なことも、同じ現場の隊員と乗り越えていきたい
S・Y(20代)
2020年 新卒入社
趣味:イラストを描くこと
隊員との関係作り。
現場をうまく切り盛りするには隊員同士の連携が欠かせません。
40歳近く年の離れた人もいるため共通の話題を見つけるのが難しいこともありますが、近況や雑談を交わしながら距離を縮めています。
パソコン関連のスキルには少し自信があるので、将来的には会社のために活かしていきたいと思っています。
身近なものでいうと、書類の電子化。紙ベースで管理しているものがかなりあるので、現場の人が不便しないような形で電子化していきたいですね。
上司に相談しながら、少しずつ実績を作っていけたらと考えています。
業界的に若い人は少ないですが、早いうちからある程度仕事を任せてもらえるので、どんどん成功体験を積むことができます。
期待してもらえるのは嬉しいですし、自信にもつながっていきます。
巡回などで歩き回る場面も多く、訓練でも動ければ評価してもらえるので、体力面も強みになりますよ。
周りがちゃんと助けてくれるから、投げ出さずに踏みとどまれる
K・F(40代) 警備隊長
2013年 中途入社
趣味:音楽
いつも物腰柔らかくいること。
警備業はサービス業だと言われることがありますが、まさにその通り。
同僚や部下、居住者の方、業者の方など、こんなに話す機会があるのかときっと驚くと思います。
相手を問わず言葉遣いや態度には気を遣い、どういう言い方だと伝わりやすいかを常に考えるようにしています。
「いてくれて良かった」「助かった」と言っていただけること。
お礼を言われる仕事は他にも沢山あると思いますが、高齢者の方を車いすで居室までお連れするなど、警備員がお手伝いするのはお一人での対応が難しい場面であることが多いです。
自分の存在意義が感じられますし、警備員として働くことの価値を見出せる感覚があります。
どんな仕事でも嫌になる瞬間というのは必ずありますが、乗り越えるには協調性を持ってフォローし合える環境を作ることが大切だと考えています。
実際、私自身も同僚や上司の助けを受ける場面が何度もあったからこそ、「ああいう風に言ってくれたし」「ああしてくれたし」とここまで続けてこられたと思いますね。
本人の意欲に報いてくれる、チャンスの豊富な会社
T・K(40代) 警備隊長兼教育訓練課
2016年 中途入社
趣味:スポーツ観戦(サッカー、バスケ)
隊員として約3年勤務した後、警備隊長を経て、2024年4月からは教育訓練課という新設の部署にも所属しています。
警備隊員のケアや指導を担うメンターとして、週1~2回程度のペースで各現場を巡察。
労働環境や人間関係、業務に関する不安や悩みがないかの聞き取りを行っています。
なぜその対応をするのか、なぜその方法なのか、理由をきちんと説明すること。
例えばただ「巡回して来て」とだけ言うのではなく、「今の時期はこういったイベントがあり、こんなことが予想されるから、巡回ではここに注意してね」といった“なぜ”の部分を必ず伝えるようにしています。
教育訓練課での業務を通して、会社全体がどのように動いているのかということが少しずつ見えてきました。
今は課長職へのステップアップを目標に、上司のフィードバックを受けながら資料作成や契約先での防災・防犯訓練のスキル向上に取り組んでいます。
日々の業務に実直に向き合い、自分から積極的に発信する社員にはどんどんチャンスを与えてくれる会社です。
警備課長メッセージ
決められたことを、決められた時間に、決められた通りにやる。
警備というのはそういう仕事です。
業務については繰り返し経験を積むことで必ず活躍できるようになるので、新人さんにはまずは身だしなみや言葉遣いといった立ち居振る舞いに気を遣ってほしいと指導しています。
また、簡単だと思われがちですが、実は気配り・目配りといったスキルが求められる仕事でもあります。
やってみると、すごくやりがいがあると感じてもらえるのではないでしょうか。
ベテラン社員へのハラスメント研修、女性警備員の採用強化など、会社としても常により良い環境づくりに取り組んでいます。
キャリアパスも豊富ですし、自分の経験値となる場面がたくさんあるので、興味がある方はぜひ門を叩いていただきたいですね。