バスガイドから日本交通で初めての女性ドライバーに

大串(入社25年目)

平成4年、18歳で日本交通にバスガイドとして入社。
その後、大型2種免許を取得し同じく日本交通でバス運転手として活躍。
バス運転手としては14年目を迎える。

前例のないチャレンジを受け止めてくれた

バスガイドから運転手に転身しようと思ったきっかけは何ですか?

女性の社会進出が進む中、当時はまだ日本交通に女性ドライバーがいなかったんです。
いつか入ってくる前に「じゃあ、私が一番になろう!」と思ったのがきっかけです。

でも、大変でしたよ(笑)
最初、バス運転手の先輩に「バスの運転者になりたい」と相談したら「うちの会社は古いから、そんな考えは無いと思うよ。今までガイドから運転手になった人なんていないし、そんな道は無いでしょ」と一蹴。

バスガイドから運転手に転身できるって事を自分で証明して、次の世代の女性に、一つの道として示してあげたい。
そんな思いから「道が無いなら作ればいい!道ってそういうものじゃないですか」と食い下がったんですが、前例も無かったので受け入れもらえず…。
先輩の次は所長に掛け合って、専務に直談判。
「運転手になりたい!」その思いの丈をぶつけやっと、「いいんじゃない」と言ってもらえたんです。

それからは必死でしたね。
普通免許しか持ってなかったですし、ミッション車も慣れなくて「いつクラッチ踏むの?」って感じだったんで…(笑)。

当時は「ガイドには無理やで」とよく言われました。
「絶対に運転手になって見返してやる!」って反骨精神と背中を押してもらった専務や会社に「恩返しをしたい」気持ちと。
両方あったから「絶対に事故もしない!苦情も出さない!」と頑張って来れたんだと思います。

バス運転手の仕事のやりがいは何ですか?

朝、挨拶をしていただけなかったお客様に、帰る時には「ありがとう!」って言ってもらえた時ですね(笑)
「今日は丁寧に運転してくれて、ありがとう。」「楽しかったよ。」ってお給料をいただきながら、そんな風にお礼を言ってもらえる仕事ってなかなか少ないと思うんですよ。

そのためには、お客様に旅を楽しんでいただけるよう細やかな心配りを大切にしています。
例えば、景色が綺麗なところは少しゆっくりめに運転したり。
女性だからこそ気づける事や、気遣える事がある。それが私の強みですね。

あとは、当たり前の事ですが「事故をしないように」常に慎重に運転しています。
一つ一つ信頼を積み重ねるのは大変ですが、失う時は一瞬ですから。
ベテランと呼ばれるようになった今でも、新人の頃以上に安全については細心の注意を払っています。

「安全で、快適に、楽しく。」
それが全部できた時、旅の終わりに返ってくる言葉やお客様の笑顔が一番のやりがいです。

バスガイドとバス運転手どちらも経験されて思う事はありますか?

「バスガイドと運転手どっちがいい?」
この質問、よく聞かれるんです(笑)。

バスガイドはお客様に対して、どうやって楽しく思い出深い一日を過ごしてもらうかが仕事ですが、
運転手は、出発地から到着地まで安全にお客様を運ぶことが一番の仕事。
「お客様のため」という部分は一緒ですが、気を配ったり重きを置く部分が違うのでどっちがいいかは比べられないんです。

もともと私は保母さんになりたかったんですけど、色々な人と会えるような仕事にも興味があって悩んでいて。
そんな時、知り合いに「バスガイドやってみたら?」と言われ、軽い気持ちで受けたのが日本交通なんです。

だから別にバスガイドに憧れて入った訳ではなかったんですよね。
泊りがけなのも毎日勉強するのも嫌で、はじめは泣きながら仕事に行ってました(笑)。
でも、辞めるのはいつでもできるし「とりあえず3年は我慢しよう」と思って続けるうち、4年目から楽しくなってきて…。
その後、運転手に転身しましたが「これが天職」と思って就いた仕事でもないので、今だに楽しいと思える事は幸せだなと思っています。

今、簡単に辞める人ってすごく多いけど、辛い時こそ我慢して続けてみてほしい。
きっと一つずつこなしていくうちに、やりがいが見つかり続けて良かったと思える日が訪れます。

「日本交通が好き!」という社員が多いですが、どうしてですか?

確かに、日本交通が好きな社員は多いです。
私も正直、どうして会社を好きになったのか分からないんですよ(笑)。

18歳で入社したので日本交通以外の会社は知らないですけど、それでも「ここの会社が一番いい!」と思ってますし。
バスガイドから運転手に転身したのも、運転手になりたかったというよりは、「日本交通で何かしたい!」って思った時に、バスガイド以外に運転手しか無かったからで…。
バスに乗るのも「日本交通のバスだから乗りたい」みたいな。何ででしょうね…。
会社に何か言われた訳ではないのに、みんながそう感じてるってすごくいい事だなって思います。

看板が大きいだけに「日交品質」というか、いい意味で頑固にプライドを持って働いている人が多い。
みんなが「自分が会社の看板を背負っている」って自覚してるんでしょうね。

よく他のバス会社さんから「日本交通って堅そう」って言われるんですよ。
でも、全然そんなことなくて。中にいる私たちは窮屈に感じていないし、むしろ伸び伸び働ける環境だと思っています。
だから、日本交通が好きなのかも!(笑)

バス運転手を目指す求職者にメッセージをお願いします

バス運転手って独特な雰囲気ですよね。
私がガイドをしていた頃は多かったんです。職人気質というか運転席から離れない…みたいな人(笑)。
今は優しい人ばかりなので安心してください。

乗務は貸切・高速・契約と一年を通して色々な仕事がありますし、こんなにも規模の大きな会社だと、めったに顔を合わさないドライバーとかもいて。
でも、規模が大きいからこそ、乗務先の観光地では日交の仲間に必ず出会えるんです。
伊勢に行ったら誰かがいる。宮島に行っても誰かがいるって感じで(笑)。

乗務先で日本交通のバスをみつけたら挨拶に行ったり。
事業所が違っても交流があって、運転中は一人でも仲間と接する時間があるは心強いです。
やはり日交の規模ならではですよね。

また、この仕事は働きながら、自分も成長できる仕事です。
実際に私がお客様に成長させてもらったので、そう思いますね。
一緒に日交で、運転手として頑張りましょう!

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