スタッフインタビュー

人間関係の良さを生かし、「人の育つ店舗」を目指します。

大東 俊樹
奈良店
店長
2013年入社
稼ぎ頭は、店長ではなく営業であってほしい。

高校を卒業後、整備士として日産に就職しました。その後営業となり計15年ほど在籍したのち、家業の保険代理店を手伝うためやむなく転職したのですが、どうしても車を売る、ひいては夢を売る自動車販売の楽しさを忘れられず、新たに当社にご縁をいただき日産の営業として再び働きはじめました。早いもので以来10年が経ち、この春からは入社以来ずっと所属してきた奈良店にて店長を担っています。部下たちはともに販売に携わってきたいわば同志たち。店長となっても、このマインドは変えずにいたいと思っています。また、これは前任の店長からの教えなのですが、店舗の稼ぎ頭は店長や工場長ではなく第一線で販売に立つ営業であるべきだと考えています。私自身、まだまだ現役で売れるという思いもありポジションを譲るのは少々気が進まないというのが正直なところではあるものの(笑)、車が売れれば車検や修理などサービス部門の受注にもつながりますし、インセンティブを生かしてどんどん稼いでもらいたいですね。もちろん、最初からたくさん売れるというのは稀なケースなので軌道に乗るまでフォローは丁寧におこないます。昭和生まれの私は上司からの「売りなさい」の一言で走ってきたようなところがありますが、スタッフの経験年数等を考慮するなど、現代に見合った指導方法へとアップデートしている最中です。

お客さま一人ひとりとのご縁を大切に。人生を豊かにするためにここで働いています。

辻 謙太郎
奈良店 カーライフアドバイザー
主任
勤続12年
一番の仕事は、お客さまのことを考え続けること。

新卒で入社したんですが、当時は特にこだわりなく、ホテル、業務用冷蔵庫の販売、自動車販売といろいろ受けました。毎朝タイムカードを押して帰る時間までただ仕事をこなすことだけはしたくなくて。トレーラーの運転手とか、保育士、歯科技工士にも興味がありましたね。だから日産車のことも全然知らなかったんですが、営業なら外へ出ていろんな人と関われるだろうと思い、決めました。ご縁だと思います。
奈良店は新車のみの取り扱いで店舗自体は小さいですが、お客さまの規模からすると大所帯。7名の営業が在籍しています。僕はだいたい400名前後の方を担当しています。営業の仕事はもちろん「車を売る」ことですが、実は「お客さまのことを考える」ことが基本です。もっと言えば、普段お客さまと車の話はしません。たとえばお客さまが旅行に行くとおっしゃったら、旅行のプランをつくります。求められているのは快適に泊まれるホテルなのか、おいしいお食事なら旬は何なのかとか。ひかれますよ、正直(笑)。お客さまは車を購入したり点検のためだけに来店される意識をお持ちなんですが、僕のお客さまになってもらったからにはライフスタイルに沿ったいろんなご提案をしたいと思っています。普段から好きそうなジャンルの新しい情報を先に調べておいたり、次に来られたらどんな話しようかといつも考えていますね。対400人のお客さまで考えるとそこまでする必要はないのかもしれません。でも、お客さまにとって僕は1人、一対一の関係です。買い手の立場に立ったら、たった30分や1時間のお話で数百万の買い物はできないですよね。「安くしますから買ってください」もすべてじゃない。お客さまの情報を聞き、その大切な情報をお預かりするからには、こちらから心を打ち明けて話をしたいと思っています。結婚など人生の節目の相談を受けることもあれば、逆に僕の話ばかり聞いて帰ってもらう日も(笑)。どれだけの数のお客さまを持っているかじゃなく、一人ひとりのお客さまとどれだけお話できる環境をつくれているかだと思いますし、やっぱりお客さまが頼ってくれて僕もお客さまを頼っているという関係性が、日々やりがいになっています。

営業である私の都合を押し付けない、それがモットーです。

平野 雄大
郡山店
係長 カーライフアドバイザー
2007年入社
お客様との関係性は、もはや親戚のようになってきています。

地元奈良で働きたく新卒で入社し、営業一筋、店舗も郡山店一筋でこれまでやってきました。先輩の異動などがあり、気付けばサービス部門を含め店舗では自身が最年長に。その事実に驚きながらも、引き続き販売に携わり若手の育成にもあたっています。長くお付き合いをしているお客様との関係性は、もはや親戚のようになってきていますね。おすすめの家電量販店を尋ねられたり、ときにはお子さまの進路について相談を受けたりと、車に関すること以外でも頼っていただいています。私自身、人付き合いが得意かといえばそんなに自信のあるほうではないんです。ただ、たとえば新車への乗り換えをご提案すべき時期にあるお客様であっても、大学に進学されるお子さまがいたりなんかすると「本来であれば今買っていただきたいですが、学費のかかるときなのでもう少し先でお乗り換えをされるほうがいいのでは」とお伝えするなど、こちらの都合を押し付けないようには心がけています。

チームだけでなく、個人でも評価してもらえるのが奈良日産の魅力。

新田 恭兵
郡山店
テクニカルスタッフ
2021年入社
若手を育成しながら、自身もスキルアップを重ねています。

和歌山の日産販売店に整備士として14年間勤務し、出身地であった奈良への引っ越しに伴い当社へ入社しました。同じ職種とはいえ慣れた環境を離れるのは気が引けましたが、当社のスタッフは気さくな方ばかりで、転職して1年ながらずっと昔から働いているような感覚でいます。現在は後輩の指導にもあたっています。郡山店は整備士の半数が入社3年未満という店舗なので、若手の育成は最優先課題。ですが一人前とはいかずとも熱心に仕事を覚えようとする人ばかりで、とても教えがいがあります。質問を受けたときには一度にすべてを教えるのではなく、ヒントを出し自身で考える力を身につけるようにしてもらうなど工夫しています。また、万が一ミスやトラブルが生じた場合にはスタッフ全員で意見を出し合い一丸となって再発防止に努めています。
奈良日産には車検・点検の際サービスメニューを追加いただくことでインセンティブがつくなど個人の仕事ぶりも評価してもらえる評価体制があります。実は私自身、ありがたいことに転職して収入が上がりました。チームでの仕事が基本の整備士ですが、「ちゃんと見てもらえている」というのはやはり大きなモチベーションとなっていますね。昨年秋には社内の整備士資格の最高峰である「HITEQマスター」を取得するなど、どんどんスキルアップしていきたいという思いでいます。