バス運転士としてのあゆみ

INTERVIEW

運転士の写真

教習所の教官からバス運転士へ

岡澤運転士・2008年入社

南海ウイングバスで働こうと思ったきっかけを教えてください。

前職は、「はたらく車が好きだった事」と、学生時代のクラブ活動を通じて学んだ「人に教える素晴らしさ」を活かすことができる仕事を探して自動車教習所の教官を選びました。
自動車教習所の教官の道に進み多くの生徒と接する中で、「人とふれあう仕事」の楽しさを感じる様になりました。教官として数年間のキャリアを経た時、教官としての運転技量とプロドライバーとしての運転技量の違いも感じるようになりました。そして実践の場に飛び込んでみよう、やるなら最高峰であるバスに挑戦しようと転職を決断。転職活動を始めた時偶然、教習所の生徒だった南海ウイングバス南部の運転士と知り合い、バス運転士の募集を知り応募しました。

南海ウイングバスで働いて感じた魅力を教えて下さい。

上司との関係も良く、風通しの良い職場が魅力ですね。
上司部下の間でも気軽に話ができる環境だから、社員同士の距離感が近いアットホームな会社だと思います。
例えば、運行シフトは一昔の体育会系みたいに上司の顔色を伺う必要もなく、運転士一人一人を尊重しながら調整してくれます。
自然と営業所全体の雰囲気も良くなり、仕事のやりがいにつながっていますね。
運転士の現場では、お互い気遣いのある良い距離感が有りながらも、男女や年齢の垣根なく皆で困ったことがあれば親身になってくれる家族の様な関係です。
どんな時も会社一丸となって協力できる職場ですね。

入社後、苦労した思い出を聞かせてください。

東京から和歌山へ向かうサザンクロス号に乗務した時、お盆の帰省ラッシュで高速道路が大渋滞。
ペアの運転士とトイレ休憩も考慮しながら迂回ルートを決め運行を続けていました。
営業所の運行管理者とも連絡も取りながら、現場で瞬時に判断しなければならないことが続く状況。時間の遅れをなるべく少なくすることを考えて苦労しましたね。
結局、渋滞の影響が大きく和歌山到着が、予定より6時間遅れる事に。
お客さまからのお叱りを受ける事を覚悟したのですが、交通状況を常にお客さまにお伝えしていたこともあり、逆に降車時にお客さまからねぎらいの言葉を頂戴しました。
この瞬間は長時間運行の疲れも吹き飛びましたね。
運行中は本当にプレッシャーに押しつぶされそうになるくらい大変だと思いましたが、お客さまの一言に報われました。

今後の目標を聞かせてください。

今すぐの目標は、ドライビングマイスターという模範バス運転士になる事です。
マイスターとして、制服に金バッジを着けて乗務できるのでモチベーションも上がりますよ。
新しく入った仲間が、私の運転や接客を見てもっとバス運転士として成長したい!と思える道を創りたいですね。
大変な立場かも知れませんが、自分も成長できると思うのでチャレンジする価値のある仕事だと思います。
将来の目標は、バスドライバーとして現役の間は、金バッチを着けてバス運転士の道を突き詰めていきたいと思っています。

トップへ戻るボタン