スタッフインタビュー詳細

中井副施設長・介護支援専門員

特別養護老人ホーム 樅の木荘
2013年入社

スタッフの経歴
自分がどれだけできるか試したくて入社。チャレンジ精神を忘れずに今後も施設を良くしていきたいです。

30代半ば。あえてゼロからチャレンジすることを選択

以前は別の施設で11年間生活相談員の仕事をメインに働いていました。そこでも周りのスタッフに恵まれていてそれなりに充実していたのですが、将来を考えた時に「もっと経験を積みたい」「新しい施設で今の自分がどこまでできるのかゼロから試したい」と思ったのが5年前の34歳の時。家を建てたばかりで子供もまだ小さかったのですが「一生に一度の人生」後悔することだけはしたくありませんでした。家族の協力もあり再スタートをするには今しかないと初心に戻る気持ちで転職を決めました。

樅山会は地域に根ざした歴史のある施設

樅山会は元々診療所として鉾田市に根ざし、医療を始めて50年以上たちます。往診する中で農家の方が多い農村地帯にこそ家族を安心して預けられる老人ホームが必要なのではと考えて立ち上がったのが社会福祉法人樅山会です。
頻繁に面会に来ることができないご家族も多いため、生活相談員として相談にのることはもちろん、安心していただくために電話でこまめに様子をお伝えすること、またお話する時は介護の専門用語を使わずに分かりやすく、語尾を柔らかく説明することを心がけています。入居者様だけでなくご家族からも「樅山会でよかった」と声をかけていただけることも多く、その度に在宅と施設の壁を超えて地域で見守る介護の必要性を痛感しています。診療所と連携し医療と介護の両面から地域を見守れることが樅山会の特長です。

入社5年で副施設長に抜擢

今の施設長が就任されたのは私と同じ2013年。相談に乗っていただきながら一緒に5年間歩んでくることができました。今年4月に副施設長になった今、施設長と職員の想いを汲み取りながら施設全体の運営に携わっていきたいと考えています。
入社当時より現場のスタッフが入居者様と触れ合える時間を作れるようになったこと、入居者様が楽しめる行事やイベントが増えてきていることは大きな変化です。私自身最初から「できない」と諦めることが嫌いな性格(笑)。今後入居者様や職員にとって困ったことが発生した場合があっても「解決するためには何ができるのか」を考えながら、施設全体が今以上に誰にとっても居心地のいい場所になっていくための手助けが自分の役割だと考えています。

新しいチャレンジに年齢や経験は関係ない

ゼロからチャレンジしてあっという間に5年。今自信をもって仕事に取り組めているのは一緒に働いている周りのスタッフの協力があるからです。入居者様やご家族に満足いただけるケアは一人の職員だけでは成り立ちません。樅山会は特にスタッフ同士の連携が強く、一体感があるからこそご家族から感謝の言葉をいただけた時は全員でやりがいを共有できます。
30代半ばで転職し年齢的にギリギリだと思っていましたが、樅山会では65歳以上になってから新しい仕事にチャレンジする方もたくさんいらっしゃいます。もちろん働き方やライフスタイルはそれぞれ違いますが、誰にとっても「やってみたい」と思った時が転職のタイミング。是非安心して一歩踏み出してほしいと思います。