入社のきっかけを教えて下さい。
元々は栄養士を目指して短大に通っていたのですが、勉強を進める内に自分自身で手を動かし、料理を作る方が向いているのではと感じるようになっていました。気持ちが次第に調理師へと傾くなか、就職課で紹介されたのが名阪食品の調理補助の求人です。以前から関心のあった学校給食の仕事であるだけでなく、自宅から通いやすいエリアで働けるという事もあり、短大を卒業後、パートとして入社。まずは2年間の実務経験を積んだ上で、調理師資格を取得する事を目標に、勤務を開始しました。
おいしい給食を通して、子どもたち一人ひとりに楽しい時間を届けたい。
栄養士を志して短大に入学したが、調理師志望に方針転換。卒業後、調理補助のパートとして名阪食品に入社した。現在は調理師免許の取得、正社員登用を目指し、仕事に励んでいる。
元々は栄養士を目指して短大に通っていたのですが、勉強を進める内に自分自身で手を動かし、料理を作る方が向いているのではと感じるようになっていました。気持ちが次第に調理師へと傾くなか、就職課で紹介されたのが名阪食品の調理補助の求人です。以前から関心のあった学校給食の仕事であるだけでなく、自宅から通いやすいエリアで働けるという事もあり、短大を卒業後、パートとして入社。まずは2年間の実務経験を積んだ上で、調理師資格を取得する事を目標に、勤務を開始しました。
現在、私が勤務している小学校では、5名程のスタッフで作業を分担。日々、持ち場を替えながら、野菜のカットや洗浄、調味料の計量、釜を使った調理といった仕事に当たっています。使用する食材は基本的に当日届けられるので、その到着を待つ間に調理器具の消毒や食器の準備といった作業を進めておく事が重要。限られた時間を少しでも有効活用出来るようにしています。その後、何回かに分けて食材が届けられ、順次洗浄やカットといった下処理の工程へ。10時前後から調理に入り、出来上がったものからクラスごとに配缶、給食の時間に合わせて各教室まで届けたところで、私たちもお昼休憩に入っています。給食が終われば、食器の洗浄など、後片付けを行ってから退勤します。
チームワークが大切な仕事なので、意識的な声掛けを行っています。作業が一つ終了するごとに周囲に伝えておくだけでも、すでに済んだ作業を別のスタッフが繰り返す事を防げるので、時間のロスをなくす事が出来ます。私の職場は人間関係が良く、お互いにしっかり連携出来ているように感じています。また、子どもたちに提供する給食を作っているだけに、衛生面や異物混入の防止には特に気を遣っています。たとえば、ドレッシングを開封した際には、取り外した中栓とボトルの数が合っているかを必ず確認。ボトル内に中栓が混入するような事がないよう、日ごろからチェックを徹底しています。
調理師資格を取得してからの事を考えて、今の内に先輩調理師から多くの事を吸収しておきたいと思います。そもそも私が学校給食の事業所で働きたいと考えるようになったのは、単純に子どもが好きだったから。食器返却などのタイミングで、子どもたちの口から直接「ごちそうさまでした」の言葉が聞ける事は、何よりの励みになっています。今後もその原点を忘れずに「また食べたい」と思ってもらえるような給食を提供出来るよう、しっかりと技術を磨いていきたいです。
出勤
ユニフォームに着替えます。衛生管理点検票に基づきチェックをしていきます。手洗いと消毒をしっかり行い仕事に入ります。
調理準備
食材の洗浄作業や切り込み作業を行います。
ミーティング
当日の作業確認や翌日の業務分担の確認を行います。
調理業務開始
作業工程に沿って調理をしていきます。調理後は配缶・配膳作業を行います。
休憩
昼休憩は皆で食事をいただきます。参考になるメニューもあり、毎日の昼食が楽しみです。
洗浄
食器や調理器具の洗浄、給食室の清掃を行います。
退勤
洗浄作業が終わったら業務終了です。
インタビュー:2018.07