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スタッフインタビュー詳細

「責任者」と肩ひじをはらずに、自然体での仕事が楽しい

清掃業務担当(事業所清掃責任者)

熊谷さん

スタッフの経歴
入社:2017年2月
雇用形態:正社員(入社時雇用形態:パート・アルバイト社員)
所属:クリーンサポート室
前職:清掃
休日の過ごし方:釣り、散歩

当社へ入社したきっかけ

前職も清掃担当として学校の日常清掃と定期清掃を行っていましたが、給与面が少々不安定だったんです。そんな時に、もともと知り合いだった当時の上司から、
「ビルクリーニング技能士の資格も持ってるし、うちでやってみませんか」と誘われて、当社へ入社したんです。最初はパート・アルバイト社員待遇でしたが、すぐ契約社員に身分変更となり、今は正社員として働いています。

前職以前は携帯の液晶画面の加工をする仕事をしていて、ガラスを溶かすための劇薬を使ったり残業がとても多かったりしてハードでした。
ガラス加工の会社でも業務は槽の掃除から始まるんです。そこを綺麗にしてあげないとガラスに汚れが付着して、いい製品ができなくなってしまうんですよ。
朝6時すぎに槽の清掃から始まって、8時から勤務開始、勿論休憩はありますが、夜中まで仕事が続いて明け方控室でごろ寝する日もあり、さすがに続かなくて5年ほどで退職しました。

仕事はちょこちょこ変わっていて、バイクで日本一周したこともありましたが、恋人ができて、「本気で仕事をしないと」と考え前職の清掃会社に入社しました。
なぜ清掃の会社に入社したのかはっきり覚えていないですが、いいものを作るには清掃が必須だったこと、仕事が清掃から始まることが体に染みついていたのかなと思います。
自分のキャリアは「清掃」を通して奥底ではつながっているのかもしれません。

自分なりの仕事の進め方

入社当初は清掃の実務を担当、2年目からは、清掃インスペクション(品質向上のための検査)と清掃作業従事者研修(法令で定められている研修)の勉強をしながら、病院やオフィスビルの清掃業務や所長代行業務を行っていました。

今は、事業所の清掃責任者として清掃業務全般を担当しています。日常清掃60%、労務管理20%、定期清掃の立ち合い10%、その他責任者業務10%ぐらいの割合です。
(机上・テーブルふき、壁のほこりおとし、床のバキューム掛け他、パート社員さんの作業も自分の業務をしながら確認)
残業は月に20時間程度、定期清掃の立ち合いと欠員時の対応ですね。

責任者として、清掃委託契約書の仕様はきっちり把握しています。お客様から「ここは仕様に入ってる?」と聞かれることも多いので、「仕様に入っていないのでいかがですか?」と提案もできます。
契約の更改時は現場担当として打ち合わせに参加していますし、「清掃に関することは何でも言ってほしい」と管轄の事業部に伝えています。そうするとみんな安心しますので。
勿論どこの現場でも仕様は必ず確認しています。あとは鍵の管理ですね、この二点ははすごく大事にしています。

また、パート社員さんに無理をさせないように業務を割り振ったりシフトを組むようにしています。皆さんの限界がわかるので、無理をさせるのであればもう一人採用するといった形です。当社はとてもホワイトな会社なので安心して応募してきてください。笑

普段からコミュニケーションが大事

パート社員さん、協力業者さん、協力業者のパート社員さん、管轄の事業部の方々と、報告や連絡・挨拶のような声掛けも含めて、普段からコミュニケーションをとても大事にしています。
協力業者さんへは、委託しているからと偉ぶるのではなくて、一緒に仕事をしている仕事仲間として、同じ目線の高さで連携するようにしています。そうすると相手も心を開いてくれて、いい方向に進むことがとても多いです。

マネジメントを意識したことはないのですが、仕事をする上で人間観察がすごく大事なことだと思っていて、お客さんも同僚もパート社員の方も、こういう性格かな?それならこういう接し方がいいかな?と相手をよく観察しています。そうすることでコミュニケーションもよりうまくとれるようになり、いろいろなことが円滑に進むようになります。
その中でも難しさを感じることは、公平性を保つことかもしれません。自分としては一人一人と平等に話をしているつもりでも、皆さんがそう感じてくれるとは限らないので。
日々精進ですね。

「責任者」って身構えない方がうまくいく

「責任者」という立場になると孤立してしまう人が多いと感じています。
「責任者のレッテル」を自らはってしまって、ずっと座って一人でいるとか、そんなことで仕事がおもしろいのかなと心配になってしまいますね。
自分はバリアをはらないように心がけています。誰でも話しかけてきてほしいです。黙って仕事をするより人と話したいんですよね。

協力会社の皆さんの作業中に立ち合いをさせてもらって、進捗状況の確認も行っています。
何か問題が起きたときに、お客様に説明ができないのは受託業者として失格なので、何か起こる前にフォローするようにしています。
立ち合いをさせてもらった当初は皆さん緊張でガチガチだったので、「普段どおりやってみて」と繰り返し伝えました。
最近は慣れてきてくれて、みられることを嫌がらず、逆に「汚れの落とし方を教えてほしい」「仕様に入っていないところをどうするか確認してもらいたい」と呼ばれることも増えました。

後進の育成が今後の目標

今後は若手の育成に力をいれたいと考えています。
今度、当社に特別支援学校の生徒さんが実習生として一人きてくれる予定なのですが、20歳の若手社員がいるので、その社員に生徒さんの育成を担当してもらって、後輩の指導という面で成長していってくれるといいなと願っています。
教育マニュアルはありますし、違うところは違うと伝えますが、その若手社員の指導に対する考え方や仕事の教え方を尊重したいですね。
そして、その仕事を次の担当にまたその次の担当にと続けていってくれたらいいなと期待しています。
今後がとても楽しみです。年が離れているので孤立しないようによく話をききコミュニケーションをとって、見守っていければと考えています。

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