前職は、電化製品に使われる部品をつくる仕事をしていました。この仕事を定年退職したのが50代後半だったのですが、「体が動ける間は働きたいし、働くことは体のためにもなるはず」との想いから、次の仕事を探すことに。そして見つけたのが、年齢に関係なくスタッフを採用していた弊社の求人でした。募集職種が、以前から興味を持っていた清掃スタッフだったこともあり、応募して入社しました。
入社後は、作業の仕方だけでなく、人への対応の仕方なども含め、細かいところまで親切に教えてもらいました。これまでマンションや事務所の清掃をしてきて、現在は医療機関・研究所の立体駐車場内で、ゴミ回収や設備の拭き掃除などをしています。今の現場はもう一人のスタッフとの2人体制で、週2~3日だけの勤務です。仕事中はよく歩きますから、この仕事を始めたときの動機の一つでもある“いい運動”はできていますね。年齢も年齢ではありますが、辞めてしまうと体が急に動かなくなりそうな気も。だから、できるところまでやってみようと思っています。
「長く続けられる仕事を」と思って入社。 思っていたよりずっと長く続けられています。
仕事をしていると「次はここ、その次はここ」というように、清掃をしなければならない所がどんどん見えてきます。これをすべて時間内に終わらせようとしても、なかなかできるものではありません。そこで「今日はここの掃除をして、次回はあそこの掃除をする」「何時~何時はここを掃除する」といった計画を立てて進めていくようにしているのです。清掃は単純な仕事だと思って入りましたので、これだけ頭を使って段取りを組んで進めていくとは思いもしませんでした。これが、この仕事のむずかしい部分ですね。
また、家の掃除は正直なところ少しくらい雑でもかまわないと思うこともありますが、この仕事はお給料をもらっていますし、手を抜くと仕上がりを見ればすぐに分かりますから、いつも真剣に取り組んでいます。
“働きやすさ”は向上していっていますよ。たとえば、薬剤。以前は、清掃で使用する薬剤の種類が多く、清掃箇所によって使い分けなければならなかったのですが、今は共通で使用できる薬剤が増えてきており、使い分けで悩むことも少なくなりました。
先にも申しましたが、私は現在2名体制の現場で働いています。「自分のペースで働ける“一人勤務”の現場もいいな」と思わないこともないのですが、話し相手がいない寂しさがありますし、分からないこと・困ったことがあったときには、その場ですぐ相談をしたいので、「やっぱり今の現場が自分には合っている」と思っています。それに、一緒に働く仲間をはじめ、上司や本社社員など、出会う人すべてがいい人ばかり。これが長年続けてこられた理由だと思います。
やりがいは、勤務先にお勤めの社員さんから「いつもキレイにしてくれてありがとう」など感謝の言葉をいただけたとき。うれしいだけでなく、ホッとした気持ちにもなります。
何十年も仕事をしてきましたから、私にとって仕事は日常になっています。今はこの週2~3日の勤務が一番リズムのいい生活サイクルです。働いていると生活にメリハリが生まれますから、これからも可能な限り、続けていきたいですね。
1994年入社