スタッフインタビュー詳細

未経験でもまずはトライ!天職に出合う秘訣です。

S.R.
私服保安員
2010年入社
「フルタイムで働けるから」と私服保安員にチャレンジ。

ハローワークで紹介されたのをきっかけに、私服保安員のキャリアをスタートさせました。以前はスーパーの日用品部門でのパートや夫の事業手伝いをしており、私服保安員はもちろん警備員も未経験。「フルタイムで働きたい」という当時の私の要望通りだったというだけで始めたのですが、気付けば前職場を含めこの道20年に。これだけ長く続いているのは、意外と合っていたということでしょうか。正義感が強く、悪さをしている人を見かけると素通りできない性分です。また「何か変だな」と捉える洞察力も、私服保安員の経験を重ねるごとにより鋭くなりました。万引きの誤認は相手の方の名誉を傷つけてしまうばかりか、クライアントの信用を失うことにもなるので、過信はご法度です。それでも、ちょっと変わった「私らしさ」は任務遂行にプラスに働いています。

何も起こさせないよう目を光らせるのも重要な役割です。

現在はスーパーや書店で勤務にあたっています。一般のお客様に紛れ込んでかごを持ち、怪しまれないよう警備しながら店内をひたすら歩くのは体力・気力・精神力ともに大変で、慣れるのに少し時間が掛かりました。今では、値引きされている商品を見かけると「仕事終わりに買って帰ろうかしら」と頭の片隅で思える程度の余裕は持てるように。状況に応じた、適度な緊張感で挑めています。また、やりがいというと万引き犯を発見できた時、と思われるかもしれませんが、私の場合は少し違います。だれも捕まえることなく、なおかつクライアントからのクレームもない、そんな日が続くのがやはり一番です。私服保安員は、仮に一般人だと認識されていてもそこにいるだけで万引き防止として機能する場合があります。「何か起きてから」はもちろん「何も起こさせない」ために、今日も人知れず目を光らせています。

1人とはいえ、仲間がいるから頑張れる!

警備資質の維持・向上のため年2回開催される現任教育は、私服保安の同僚たちと久しぶりに顔を合わせられる貴重な機会です。日頃1人で勤務にあたっている分、皆で和気あいあいと、時に真剣に業務について共有できるのは楽しく、休憩時間などに色々な話をします。よく伝えるのは、「この仕事では自己管理、とくに睡眠が大切!」ということ。1日中歩きますし、ボーっとしてしまうと当然ながら仕事になりません。私自身可能な限り一線で活躍し続けたいので、よく食べて、よく動き、よく寝て、良好な心身の状態をキープできるよう努めています。おかげでいつも調子が良く、体調を崩す日はほとんどありません。ただ、もしもの時には互いにフォローし合える体制があるので安心して働けますよ!人を観察するのが好きな方や洞察力を活かしたい方にはまさに適職。ぜひ、私服保安員ならではの面白味を見つけてもらえたらと思います。

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