スタッフインタビュー詳細

一度は離れた警備業界。やりがいに気付いた今が、一番楽しく働けています。

丸山 卓也
隊長
2008年入社
「絶対に安全を守る」そう気を引き締め任務にあたる日々。

警備の世界に入ったのは18歳の時。中高ともに柔道部だった経験を活かし、人を守りたい、役に立ちたいとの思いがあり、またビシッとした制服への憧れも相まって、大手警備会社へ高校卒業後に入社しました。6年ほど勤めたのち一旦警備業界を離れたものの、やはり自分の性格にとても合う仕事だったと気付き当社で再びスタート。現在は主に列車監視業務を担当し、隊長の役割も任されています。業務内容は、列車の安全な運行を確保するため、列車が近づくと笛を鳴らし、線路内工事に従事する作業員の方々に注意を促します。対応が遅れてしまうと列車遅延や最悪の場合人身事故につながる恐れもあり、責任は非常に大きいです。「絶対に安全を守る」という意識のもと、気を引き締めて業務にあたっています。ほかに祭りや花火大会・マラソン大会といったイベント開催時には安全誘導警備を雑踏警備の資格者として担当することもあります。

先輩方に恵まれ今がある。この思いを次世代につなぎたい。

『協栄警備』へ入社当初、私は第1号から第4号までの区分に分かれている警備業務のうち、第3号の現金輸送しか経験がありませんでした。他区分に該当する交通誘導や施設警備を任された時は「こんなに職務内容が違うのか」と正直戸惑いましたね。乗り越えられたのは、先輩方の支えがあったからです。日頃から気さくに相談に乗ってくださったほか、初めて部隊の責任者を務めた時には、最終的な決定権は私に委ねながらも多くのアドバイスやヒントをくださいました。先輩方を見習い、今、他のメンバーたちには「何でも聞いてね」という姿勢でいるよう常に心がけています。彼らにしてみれば「いちいち確認しなくていい」なんて言われることが続けば、次第に委縮して何も聞けなくなってしまいますよね。警備はチームワークでもあるのでそれだけは避けたいですし、極端な例ですが、夜勤帯に何か問題があっても連絡ができる、そんな隊長でいるのが目標です。

大袈裟でもいい。「魅せる警備」が信頼につながる。

最近は現場や研修で指導をする機会が増えました。チームのメンバーたちに伝えたいこと、意識してもらいたいことを挙げるときりがないですが、交通誘導でも施設警備でも“当たり前”を徹底する姿勢は忘れずにいてほしいと思います。たとえば指差しや「右よし、左よし」といった声出しでの確認は、一見大袈裟に見えるかもしれません。しかしそれが、ミスの防止や一般の方々からの「しっかり警備してくれている」という信頼につながるんです。プロの警備員として、ぜひ恥ずかしがらずに身につけていってほしいですね。
道案内や迷子のお子さまの対応時には、感謝のお声をいただく場面も多い警備員。私たちは警察官ではないので強制力はなく、大変だと感じることもありますが、やはり貢献できたときの喜びは大きいです。当社は計画的な有休などもきちんと取れますし、何より「人」が魅力。経験を問わず、一緒に仕事を楽しんでいけたら嬉しいです。

一覧ページへ