Interview 01

生活や人生に寄り添い、毎日に笑顔の花を咲かすお手伝いを。

R.T
介護職
メディハウスみ・かさ星和台 / 2018年入職
前職は歯科助手。ご高齢の患者様との関わり合いに喜びを覚え、介護の道を志す。康成会へは歯科医院の院長の紹介を経て入職。現在は、介護福祉士として日常生活のサポートやレクリエーションの企画・開催に尽力。相手に寄り添う姿勢をモットーに、入居者様やご家族様と信頼関係を育んでいる。
担当業務の内容を教えてください。

介護のプロが集う環境で、ゼロからの成長を後押ししてもらいました。

食事や入浴の介助、ナースコール対応などを行い、入居者様の日常生活をサポートしています。また、常勤の場合は交代でのリーダー業務も兼任。当日の担当者は、フロア全体の管理や職員のバックアップに努めます。勤務する「メディハウスみ・かさ星和台」は、日勤帯の場合、正職員・非常勤を含め10名前後でケアを行います。長く勤務する人が多く、私自身、入職当初から受けたサポートは数えきれません。不安を口にすれば親身になって相談に乗ってくれるほか、未経験であっても基礎から実践まで根気強く指導していただける環境だったからこそ、4年もの間、活躍し続けられました。今は康成会という場所に出会えて心から良かったと感じています。
仕事のやりがいを教えてください。

入居者様やご家族様の、笑顔と喜びの声が何よりの原動力に。

「み・かさ」では、年4回、レクリエーションの様子や職員のコメント等を載せた『み・かさだより』をご家族様へお届けしているのですが、「こういう表情をするんですね」「笑った顔が見られて良かった」とお声をいただくと、とても嬉しくなります。また、施設では季節ごとにさまざまなレクリエーションを開催することも特徴で、最近では端午の節句にちなみ、お抹茶と和菓子を楽しんでいただくお茶会を開きました。入居者様が楽しんでおられる様子を見られたのはもちろん、そうした施設での取り組みを通し、入居者様をはじめご家族様の笑顔や喜びを引き出せたときの喜びは大きいです。
仕事中はどのような点に気を配っていますか?

穏やかな日常を過ごしてもらうために。相手に寄り添う姿勢は忘れません。

スペイン語で“私の家”という意味を持つ「み・さか」では、入居者様がご自宅にいるかのように安心して過ごせる空間づくりに努めています。その中でも私が特に心がけているのは、相手に寄り添うことです。お話をじっくり伺うのはもちろん、一人きりになる時間をできる限り作らないようにするため、周囲への目配りも忘れません。趣味等の何気ない会話を通して信頼関係を築きながら、毎日を楽しく過ごしていただけるよう、日々、頑張っています!また、昨今の感染症の影響もあり、入居者様とお会いするのが容易でないご家族様もいらっしゃるので、随時、施設内の様子をお伝えする機会を設けるなどし、今以上に施設での暮らしを身近に感じていただける場を提供したいです。
今後の目標を教えてください。

知識を増やし、今以上に安らぎを覚えていただける場所をつくりたい。

これまでと同じく、お一人おひとりの心に寄り添うケアを届けていきたいですし、快適だと感じていただける環境も作っていきたいです。そのためには、介護はもちろん入居者様の中で増えつつある、認知症への理解もさらに深める必要があると感じています。知識や視野が広がれば、些細な変化にも気づきやすくなるはずですし、結果的に入居者様やご家族様も安心感を覚えやすくなると思うからです。今いる入居者様にも、これから入居する方にも、「み・かさ」を選んで良かったと感じてもらえたり、日常生活を楽しんでいただくお手伝いができるようケアの質の向上にも力を入れていきます。

ある日のスケジュール

8:30
出勤
夜勤スタッフからの申し送り事項を確認します。
9:00
日勤業務
排せつ介助や各フロアの巡回を行う場合もありますし、担当により入浴介助に専念する日もあります。常勤スタッフが交代で担うリーダー業務にあたった際は、フロアの見守りや職員のフォローに入るなど、全体管理に従事します。
11:00
休憩
数名の入居者様をラウンジへ誘導し、1時間の休憩に入ります。
12:00
昼食介助
食事の配膳や下膳、介助が必要な方のケアを行いつつ、ラウンジ全体の見守りも行います。
12:30
透析患者様の案内・誘導
隣接する「星和台クリニック」で透析治療を終えられた入居者様をお迎えするのと同時に、午後から透析治療を行う入居者様のお見送りも行います。
13:00
排せつ介助・ナースコール対応
クリニックから戻られた入居者様を自室へご案内するほか、フロアの巡回や排せつ介助、ナースコール対応も行います。
16:40
申し送り
介護職、看護師、柔道整復師と合同での申し送りを行い、その日の入居者様の情報を共有します。
17:00
退勤
この日の業務は終了です。お疲れさまでした。
インタビュー:2022年5月