Interview 04

未経験からステップアップを続け、いつかは憧れの役職に就けるように。

Y.T
事務
本部事務局 / 2013年入職
大学を卒業後、広島で医療機器の営業として活躍したのち、地元の奈良に帰省。ほどなく、求人募集の案内を目にし、外来で星和台クリニックに通っていた友人からも康成会の評判を聞き、本部事務局の職員として入職した。事務というフィールドは初体験だったが、日夜奮闘を重ねて現在に至る。
担当業務の内容を教えてください。

さまざまな業務をこなす部門だからこそ、基本的なことを大切に。

康成会の本部事務局で、管理部門の職員として働いています。業務内容は、法人の各施設から申請が上がってきた医薬品や備品の発注、製薬会社との価格交渉、さらには調子の悪いパソコンや照明器具の修繕まで幅広く、総務全般といったところ。本部所属ということもあり、現場と決裁者の間を取り持つのが私の役割です。業務全般を通して意識しているのは、報連相の徹底。ごく当たり前のことではありますが、自分ひとりで仕事を抱え込めば期限の見落としなどにつながるため、上司や同僚と連携を取りつつ業務を進めるようにしています。
入職後、ご自身の成長を感じる部分はありますか?

上からも下からも学べる環境は、確実に私の視野を広げてくれる。

営業からの転職だったこともあり、当初は「本当に大丈夫だろうか」という不安を抱くこともありました。しかし、メンター制度に基づく3ヶ月間の計画的な研修を受けるなかで、未経験からでもなじみやすい職場であることを実感。あれから月日は流れ、後輩に指導する立場となったいま、当時を振り返ると感慨深い思いがしますね。新人さんに接していると、自分では想像もつかない考え方にふれることもしばしば。それまで持っていた固定観念がよい意味で覆され、新たな視点をインプットする瞬間に、自分自身の成長を感じています。
仕事中はどのような点に気を配っていますか?

自ら積極的に話しかけることで、自然と円滑な人間関係が形成される。

仕事柄、医師を含めた医療職や介護職の皆さん、契約業者など法人内外の方々と関わる機会は数多くあります。だからこそ、普段から積極的にコミュニケーションは取るよう意識していますね。その結果として築かれた信頼関係は、こちらから何かをお願いする際に役立つだけではなく、相手側も困っているときに助けを求めやすくなる効果があります。せっかく管理部門という、いわゆる何でも屋さんという立ち位置にある以上は、困っている人をひとりでも多く助けたい。そんな思いで笑顔の声かけを実践し、今日も皆さんと向きあっています。
今後の目標を教えてください。

事務長の背中を追いかけ、いつか追いつきたい。一歩ずつ、前へ。

現在、事務局には男性が3名しか在籍していません。そのうちのひとりとして、将来は法人を背負って立つ人間になりたいと考えています。最近ではひと通りの業務をこなせるようになり、裁量権を与えてもらう機会も増えてきました。さらにステップアップしようという気力が湧いてくるのも、当法人の人事考課制度が信頼に値するとわかっているからこそ。今後も責任感を持って仕事に励みながら、少しでも多くの知識を吸収し、ゆくゆくは事務長の役職へと近づくことが理想です。まずは一歩ずつ、堅実に前進していきたいですね。

ある日のスケジュール

8:30
出勤・朝礼
前日の振り返りを行い、当日の業務予定を計画します。
9:00
医薬品・物品の発注
法人の運営施設から申請のあった医薬品・物品を、システム上で発注します。
12:00
休憩
1時間の休憩に入ります。
13:00
事務作業
申請書の処理やその内容の確認、業者への見積もり依頼などを手際よくこなしていきます。
15:00
修繕対応
パソコンの調子が悪いとの依頼を受け、出動。手に負えない場合は、OA機器の管理を委託している業者に連絡を取ります。
16:00
事務作業
県や国に提出しなければならない申請書類を作成したり、各業者と電話でやりとりしたり、集中して業務と向きあいます。
17:00
退勤
翌日の木曜日は、少し短めの16時退勤。もう少しがんばろうと気合が入ります。最後に、当日の振り返りを行い、業務日誌を作成します。
インタビュー:2020年2月