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インタビュー INTERVIEW

尾島 亜里

利用者様お一人おひとりが主役になれるデイケアを目指して。

尾島 亜里
デイケア介護主任 介護福祉士 [2012年入社]
PROFILE
息子が細菌性髄膜炎という命に関わる病気になったとき、熱心に治療を支えてくれた介護福祉士に感銘を受け、自らも福祉の道へ。障がいのある子どもたちのケアを経て、2012年に恒尚会へ入職。クローバー悠苑を選んだ決め手は、医師や看護師も含めたチームで働ける安心感だった。2018年、デイケア介護主任となる。管理職としての目標は、入職時からあこがれの存在である介護士長。

ARI OJIMA'S INTERVIEW 尾島 亜里さんインタビュー

インタビュー

01 送迎、入浴、レクリエーション。
デイケアの1日をご紹介します。
デイケアの1日は朝8時の送迎からはじまります。午前中は到着した方から順に、入浴を介助。昼食の提供は12時です。午後からは手作業・カラオケ・体操から好きなレクリエーションをお選びいただく「個別レク」と、クイズやゲームを楽しむ「全体レク」の時間。16時には帰りの準備がはじまります。1日の利用者様は30~40名。私は主任として職員約20名の配置を考え、同時に若手のリーダーを育成し、デイケア全体をマネジメントしています。

インタビュー

02 大切な最初の1年を、
いつも隣で支える教育係。
全体レクリエーションの内容は、その日のレク担当者が考えます。レク担当は月3回程度回ってくるのですが、実はこれが新人職員にとって1番の難関。どうすれば楽しんでもらえるのか、みんな最初は悩みます。そんなとき頼りになるのが教育係の存在です。当施設では新人1人に対して教育係1人が、原則1年間すべての業務に付き添います。また、ほかの先輩との架け橋となり、新人さんがチームに馴染みやすいようアシストするのも教育係。新人さんの大切な1年をいつも隣で支えています。

インタビュー

03 目標は、離職率ゼロ。
メンタルケアに努めています。
職員のマネジメントで最も注力しているのが、メンタルケア。面談では趣味やマイブームなどの質問を盛り込んだチェックシートを利用し、職員の内面を知る工夫をしています。面談以外では、利用者様をお送りした後の送迎車も、職員と2人きりになれる貴重な空間。積極的にコミュニケーションを取り、もしトラブルの芽を見つけたら、大きくなる前にすぐ摘みます!誰にも辞めてほしくないですからね。とはいえ、みんな優しい性格ですし、23歳~70歳の幅広い年齢層もプラスに働いて、人間関係の良い穏やかな職場です。

インタビュー

04 子育て経験者が活躍する、
ママ・パパにうれしい環境。
私の子どもはケガや病気が多く、たびたび仕事を休む必要がありました。同僚たちはいつも「大丈夫だから休んで!」と、フォローしてくれて…。今でもとても感謝しています。現在も、職員用の託児所を利用して働く職員が数名います。お子様が急病のときは、私のときと同様、みんな自然にフォロー。残業が発生しそうな場合も、たとえば朝の送迎をせずに業務の処理を優先してもらうなど、配置を融通して子育てを応援しています。

インタビュー

05 泣いてよろこぶ利用者様も。
回復を支えるやりがい。
たとえご家族と仲良く暮らしていても、病気や不自由な体を抱え、孤独を感じる利用者様は多いです。だからこそ私のモットーは「一人ひとりを主役に!」。利用者様を尊重して寄り添うと、表情も、会話の内容も変わります。まるで学生時代に戻ったように、楽しくデイケアに通われるようになるんです。リハビリの甲斐あって、できなかったことを克服したときは、泣いてよろこぶ方もいます。利用者様の回復に携われたことに感動し、介護の仕事をして良かったと、心から思いますね。

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