スタッフインタビュー詳細
製造課リーダーインタビュー
製造課リーダー
小澤 茂彦さん
- スタッフの経歴
- 入社歴:13年目
雇用形態:正社員
チームをまとめて頑丈な鉄骨の柱を作る
製造課にはさまざまな加工工程があります。鋼材に穴を開け、切断し、削り、組み立てを行っていきますが、各部署が責任を持ってやっていかないときちんとした完成品ができません。各部署をとりまとめるのがリーダーの役目です。
私はリーダーとしての仕事をしながら、組立て溶接も担当しています。具体的には、パーツを合わせて建物の柱になる部分を組み立てています。鉄骨は建物を支える重要な部分ですが、基本的に壁に隠れてしまうので普段目にすることはあまりありません。しかし、当社では「あらわし」と呼ばれる外部階段、立体駐車場などの露出している柱を組むこともたびたびあります。これらには高度な技術を必要とするのが特徴です。無事、建物が完成して写真を見せてもらうと、やはり感動しますね。
初心者から経験者まで充実したサポート
初心者には3カ月の講習期間があります。道具の使い方を十分練習し、安全の大切さについて学んだ後、実際の仕事に取り掛かります。工場には経験豊富でさまざまな資格を持った作業者たちがそろっていますし、わからないことはいつでも気軽に質問できる雰囲気です。
もちろん、経験者も歓迎しています。特に、資格取得に意欲的な人にとっては働きやすい環境なのではないでしょうか。私もここで5つの新しい資格を取得しました。会社が用意してくれる部材で試験前に練習を積むこともできます。また、溶接に携わるメーカーの方に来ていただいて実演を見せていただけることもあるので、サポート体制はかなり充実しているのではないでしょうか。
鉄骨に関わる仕事の奥深さ
鉄骨の世界は奥深いです。地震で倒壊した建物があれば、検査が入り、徹底的な原因究明が行われます。その結果、より強固な耐震性が求められるようになり、それまで行っていた工程が一変してしまうこともめずらしくありません。建物の強度は人命にかかわる問題だからこそ、その一端を担う責任も重大なのです。
また、鉄骨にかかわる仕事は多岐にわたり、幅広いことも特徴です。製造課でも組み立ての他、溶接、塗装、出荷などの仕事があります。働きながら「違う仕事をしてみたい」と思うこともあるかもしれません。そんな希望もできるだけ叶えていきたいというのが、弊社の方針です。実際、そのようにして移動した人もいます。
未経験者でも経験者でも、大事なのは「やる気」です。自分の腕を少しでもスキルアップさせたい人を真剣にバックアップしたいと考えています。