
2005年入社 八尾営業所 S.T.さん
家具配送トラックの運転経験を経てバス運転士へ転職。
現在は主任運転士を経て、日夜安全運行に取り組んでいます。
前職では家具や宅配のトラック運転を5年間経験しました。
将来的に腰への負担が少なく、長く続けられる仕事を探していた時に出会ったのが、バス車両に貼られていた「運転士募集」の広告でした。
家族が近鉄百貨店に勤めていたことも後押しとなり、なかでも「地元で働ける安心感」と「大手グループならではの安定性」という二つの点が大きな決め手となって応募しました。
入社後に参加した「クレフィール湖東」での交通安全研修は今でも強く印象に残っています。
濡れた路面を時速60kmで急ブレーキする体験は怖さもありましたが、それ以上に「日常の運転でこうした事態を絶対に起こさないように」という意識が芽生えました。
また、トラックとバスではアクセルやクラッチ、ハンドル操作にまで違いがありました。
研修を通じて学んだ「丁寧な運転」を、今では自分が新人に教える立場として伝えています。
何度も繰り返し練習して身につけたからこそ、その大切さについて実感を込めて伝えられるのだと思います。
入社して間もない頃、初めてお客様を乗せて狭い住宅街を走った日のことを今でも鮮明に覚えています。
車体の大きさに慣れていないうえ、家屋の屋根が道へせり出している場所をすれすれで通過しなければならず、ハンドルを握る手に思わず力が入りました。
朝のラッシュ時には学生さんや会社員の方々で車内が満員になり、安全に目的地へ送り届ける責任の重さを感じながら運転したのを覚えています。
無事に終点に到着し乗客の皆さんを降ろしたとき、ようやく肩の力が抜け、静かな安堵に包まれたのを覚えています。
その後、いつもの路線バス運行中、停留所でお客様をお見送りした際に『ありがとう、快適でした』と声をかけていただき、その一言でそれまでの緊張や不安が報われ、「この仕事を選んで本当に良かった」と心から思いました。
以前、主任運転士を務めていた時は、新人運転士の教習・指導をしていました。最初はぎこちないハンドルさばきで不安そうにしていた後輩が、少しずつ自信を持って路線を走り、やがてリムジンや高速バスへとステップアップしていく姿を見るたびに、大きな喜びを感じていました。
トラック運転手の頃には人に教える機会はありませんでしたが、この仕事に就いてはじめて「人を育てる」責任と達成感を味わいました。
運転士としてのやりがいに加えて、後輩の成長を支える喜びもまた、この仕事ならではの魅力だと思います。
営業所は先輩後輩の垣根がなく、何でも相談できる雰囲気があります。
危険個所をまとめたハザードマップや航空写真を活用して、情報を共有しながら安全運行に取り組むなど、チーム全体で支え合う文化が根付いています。
新人教育も一人で抱え込むのではなく、営業所全体でバックアップする体制があるので安心です。
また、勤務シフトは体調や睡眠に配慮して組まれているため、無理なく働けるのも大きな魅力です。
休日もしっかり取れるので、自転車やサーフィン、ランニングなど趣味を楽しみながらリフレッシュでき、平日の勤務との切り替えが仕事のモチベーションにもつながっています。
福利厚生も充実しており、近鉄グループの保養所を家族と一緒に利用できるのは嬉しいポイントです。
以前はトラック運転手として働いていましたが、当時と比較すると今は手当や賞与も手厚く、待遇面でも安心感があります。
仕事のやりがいだけでなく、プライベートや家族との時間も充実できることが、長く働き続けられる理由だと思います。