
2023年入社 布施観光営業所 O.Y.さん
前職は警察官。
運転・旅行・人と話すことが好きという想いから観光バス運転士へ転身。
養成制度を活用して大型二種免許を取得。
家族の「好きなことをやれ」という言葉に背中を押され、近鉄バスで新たなキャリアをスタートしました。
警察官として約4年半勤務する中で、自分の得意なことや本当に好きなことを仕事にしたいという思いが強くなりました。
運転・旅行・人と話すことが好きで、すべてを活かせる仕事として観光バス運転士に魅力を感じました。
近鉄バスを選んだ理由は、採用までの対応が非常に丁寧だったことです。
履歴書提出後すぐに電話をいただき、質問にも親身に答えてくれました。
さらに、合宿免許の教習中にも定期的に連絡をいただき、合宿中の不安な気持ちに寄り添ってくれたのが印象的でした。
書類の書面や対応も丁寧で、どんな些細な疑問にも真摯に対応してくれる姿勢に「この会社なら安心して働ける」と感じたのが決め手です。
実技研修の3日目、突然バスの距離感やタイヤの位置、曲がり角の判断が自然とつかめるようになり、「自分にもできるんだ」と実感しました。
それまで不安だった操作が、感覚として身体に馴染んだ瞬間でした。
向上心を持って取り組めば、誰でも乗り越えられる。そう確信できたのを覚えています。
特に苦手だったのが車庫入れ。
右に切れと言われて左に切ってしまうほど感覚がつかめず、何度も壁にぶつかりました。
それでも、教官たちは最後まで諦めずに寄り添ってくれました。
試験前日には5人の教官全員が交代で練習に付き合ってくださり、試験当日は「車庫入れのみ」の特別試験を実施してくださいました。
「誰だって最初はできない。だからこそ、できるようになるまで一緒に頑張ろう。」そんな言葉に支えられながら、少しずつ自信を積み重ねていくことができました。
今では、あの時の苦手意識が嘘のように感じられます。
雪深い岐阜のスキー場で、命の危険すら感じる中、必死にチェーンを巻いていたときのこと。
寒さと緊張で心が張り詰めていたその瞬間、お客様が「頑張ってくれていたから」とホットコーヒーを手渡してくれました。
その一杯に込められた気持ちが、何よりも嬉しく、心に深く沁みました。人の温かさに触れた、忘れられない瞬間でした。
そんなふうに、心に残る経験は他にもあります。
イベントが重なりひどく渋滞していたある日、私は添乗員さんに地図の確認をお願いしながら、最善のルートを探して運転を続けました。
努力の甲斐あって定刻通り目的地に着いたとき、添乗員さんが「今までで初めて仕事が楽しいと思えました。
Oさんで本当に良かった」と言ってくれました。
私が遠慮せず協力を求め、時間を守ろうと真剣に取り組む姿勢が、彼女にとって「自分の仕事を理解し、支えてくれている」と感じられたようで、その言葉には深い感動が込められていました。
運転士としての誇りを強く感じた、忘れられない一日です。
技術だけでは届かない、人とのつながりがあるからこそ、心に残る瞬間が生まれる。
それが、この仕事を続けたいと思える理由です。
職場には、年齢や立場を越えて自然に会話が生まれる温かさがあります。
始業前や終業後には笑い声が絶えず、仕事の話だけでなく、趣味や日常のことまで気軽に話せる関係性が築かれています。
あるツアーの休憩中には、昼食から夕食まで10時間以上語り合ったこともあり、仲間との距離の近さを実感しました。
冬の繁忙期は体力的にも厳しい時期ですが、疲れている仲間には自然と声をかけ、励まし合う。同じ覚悟を持った仲間からの励ましだからこそ、その言葉が心の支えになります。
命を預かる仕事だからこそ、互いに真剣に向き合い、気づいたことは丁寧に伝え合い、努力にはしっかりと称賛を送る。
お互いを尊重しながら高め合える、そんなメリハリのある職場だからこそ、安心して挑戦できる環境が整っているのだと思います。