坪井(入社37年)/白山(入社27年)
運転士の教育専門部署を新規設立。皆さんの成長が私たちのやりがいです!
運転士の教育専門部署について教えてください。
坪井)
以前はバス運転士は大型トラックやバス等の運転経験者が多かったですが、最近は未経験の方に多く入社していただいていることから、新入社員の研修はもちろんのこと、単独乗務後も継続した研修が必要だと考えていました。
そこで、2年前に指導・教育を専門に行う新部署を立ち上げ、
新人研修・入社6カ月・1年・3年・6年・9年と階層別に研修を行い、それぞれの階層毎に運転技術や安全への取り組みなどを教えています。
白山)
最近は未経験の方がたくさん入社しますので、新人教育は特に力を入れている分野です。
当社では自社のバスを改造し教習専用車(安全運転訓練車)を作りました。これにより客観的に自分の運転を確認してもらうことが出来るので、未経験の方でも安心してスタートできる環境が整いました。
坪井)
バス運転士は技術面だけでなく、接遇などお客様への対応や社内の同僚への言葉づかいなどコミュニケーションが重要な仕事です。どこに出しても恥ずかしくない人間を育てたいと思っています。
指導員として心掛けている事はありますか?
坪井)
経営理念に「社員を大切にし、明るい職場づくりを目指します」と掲げていますので、研修でもアットホームな雰囲気づくりを意識しています。入社してもらったからには長く働いて、我々と家族のように過ごしてもらいたいと思っています。私の事はおじいちゃんと思ってほしいといつも言っています(笑)。
白山)
そうですね。私もコミュニケーションを取る事が重要だと感じています。指導員に緊張していては運転に集中できません。余計な事に気を使わず頑張ってもらいたいと思っています。ただし、安全に事欠くなど必要なときは厳しく接するときもありますが(笑)
聞いてもらうだけでは本当に理解しているか分かりません。コミュニケーションを取り、疑問があれば何でも質問しやすい環境づくりを意識しています。
指導員の仕事を通じて自身が成長出来た事はありますか?
白山)
接遇面です。指導するからにはまず私たち自身が意識する必要があります。
言葉遣い一つにしても指導員を任される前と後では別人のように違うとよく言われます(笑)。
教える立場だからこそ気付ける事だと思います。
坪井)
私は運転技術ですね。慣れてくると忘れがちになるのが、基本姿勢で運転する事です。
実は、死角をなくすためには最も大切な事ですがベテランほど出来ていません。
私自身も教育する事で再認識できています。
また、個人的には少し優しくなったように思います(笑)。しっかり理解してもらうにはコミュニケーションが必要で、相手を理解するように努めています。
今後の目標を教えてください。
坪井)
もちろん良い人材を多く育てる事です。その為には、2年前に立ち上げたばかりのこの指導・教育部門をさらに熟成させていかなければなりません。接遇面などでは専門の講師に来ていただくなど改革を続けていく予定です。出来る事はまだまだたくさんありますので、一つ一つ課題を解決したいと思っています。
白山)
人を育てるためには、まず私たち自身が変化していく事が大切だと考えます。固定観念にとらわれず柔軟な姿勢で物事に接していくつもりです。新人・ベテラン関わらず粘り強く関わっていきたいですね。
未来のバス運転士にメッセージをお願いします。
白山)
バス運転士という仕事について黙々と運転して大変でつらいイメージを持っていませんか?
実は、人と接する事が多いのでコミュニケーションが重要なお仕事です。
運転の技術は入社してから私たちがしっかりと教えます。まずは人と触れ合う事を楽しんでください。
また、高速バスや観光バスなら日本全国の観光地に行って日本を知る事ができるのも大きな魅力です。
つらい事よりも楽しい事が多い、そんな仕事です。
坪井)
入社しないと会社の事は分からないですよね?まずは近鉄バスという会社を信頼して入社してください。人生の終わりまで面倒を見る、そんな人材と環境が整った会社です。
みなさんのご応募お待ちしています。