Interview
- スタッフインタビュー -
鈴木 由起 / 京都桂店 アルバイト・パート / 入社年2005年
お客様のお気持ちを考えた接客で、
最高のひとときを創造したい。
飲食も接客も未経験からのスタートでした。
結婚を機に退職して以来、長らく専業主婦でした。働こうかなと思ったきっかけは、子どもから手が離れたこと。当時は、外で働くことが十数年ぶりだったことに加えて、接客をするのも飲食関連の仕事に就くのも初めてでした。主婦として日常的に料理をしていたことから、パスタの調理などから覚えていきたいと希望し、まずはキッチンを担当。しかし、やはりお客様にお出しする作り方と家庭料理は異なっていましたね。手の洗い方などの衛生面についてから、材料の切り方、測り方まで。一から丁寧に教えてもらいました。現在、勤続13年。小学生だった子どもも、大学4回生になりました。はじめは大変だと感じていた調理や、気負いがあった接客も今ではすっかり板に付き、充実した毎日を過ごしています。
お客様のお気持ちを考えた接客を大切にしています。
「お客様にとって最高のひとときを創造します」が鎌倉パスタの経営理念。仕事を教える際は、この理念を大切にして、お客様のお気持ちを考えて接客するように、と伝えています。具体例をあげると、小さなお子様をお連れで、家族で賑やかに楽しみたいといったご様子のお客様と、落ち着いた時間を過ごすために当店を選ばれたご様子のお客様が同時にご来店された、といった場合。隣り合ったお席へご案内してしまうと、どちらの方にとっても楽しい時間にならないのではないでしょうか。離れた席へとご案内するのが、最高のひとときを過ごしていただくためのおもてなしです。新人スタッフの場合、始めは判断に迷うこともあるかと思いますが、経験を重ねるなかで、このような気配りの心を身に着けていってほしいですね。
高校生や大学生のスタッフとともに仕事をすることも、楽しさのひとつ。
指導を通して高校生や大学生のアルバイトさんなど若いスタッフと話していると、自分の子どもは、こんな風に思っていたのかのかもしれないな、などと気づくこともあっておもしろいです。新しく導入されたメニューやシステムなどは「こうやった方が早いですよ」と、後輩の方から教わることもあります。学生のアルバイトさんは数年ごとに卒業していくので寂しくはあるのですが、同時に新しい方との出会いもあります。魅力的な若い方々と肩を並べて働けることも、鎌倉パスタで働く楽しさのひとつだと思っています。
目指しているのは、「お客様にとって最高のひと時を創造すること」。
最終的な目的は、理念にあるように、「お客様にとって最高のひと時を創造すること」。そのために、二つの目標があります。一つ目は、最高の接客をすること。最高の接客をするためには、店内に入って来られたお客様が何を求めて当店を選んでくださっているのかを、いち早く察することが大切だと思っています。二つ目は、常においしいパスタをご提供すること。鎌倉パスタは創業以来、生麺にこだわってきたのですが、この麺は生地がやわらかくスープを吸いやすいため、一番おいしい状態で食べていただくためには、できあがったらすぐにお客様にお出ししなくてはなりません。また、どんなに忙しい時でも、決められた工程をしっかり守り、クオリティーを一定に保つことも重要ですね。私自身、こちらで提供しているパスタが大好きです。なかでもほうれん草とモッツアレラチーズのカルボナーラがお気に入り。味が良いのはもちろんですが、キッチンがいつも清潔なことも、スタッフが適切な調理を行っていることも知っているので、安心して食べることができます。
鈴木 由起
子どもから手が離れたことをきっかけに、鎌倉パスタに入社。職場環境が良かったことに加え、家から近く通いやすかったこと、シフトの調整ができたことなども手伝い、今年の5月に勤続13年を迎えた。
鈴木 由起 / 京都桂店 アルバイト・パート / 入社年2005年
一日の仕事の流れ
11:00
出社。着替えて、出勤しているメンバーにあいさつをします。ご予約のお客様の確認もしておきます。
12:00
ホールに出て、お客様をお席へご案内したり、ご注文をお聞きしたりといった業務を行います。
14:00
9時から勤務していたスタッフが退社するので、引き継ぎを受けます。
14:15
退社したスタッフと入れ替わりでキッチンへ。パスタの調理を行います。
17:00
退社。6時間勤務なので、休憩はとりません。お疲れ様でした。
