株式会社アニスト

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インタビュー

総務部 課長

竹谷 基

Taketani Motoi

細かい作業が多い事務だからこそ
オンとオフを切り替えて、楽しく働いてほしい。

総務部の主な業務内容を教えてください。

総務部の業務は多岐にわたっています。会社の経理、従業員の給与管理、新しく入社される方の雇用契約や入社日の調整、利用者様に送る請求書の発行など、一般的な事務処理の多くを総務部で行います。一方、医療、介護の業界に特有のものとしてはレセプト業務があります。

レセプトとは、介護保険を利用して行ったサービスに対する保険料を、国民健康保険団体連合会に請求する業務のこと。アニストでは介護士が集計したデータを、ケアマネージャーが確認し、総務が最終の処理を行っています。月の初めにこのレセプト業務を行い、中ごろから月末にかけて給与に関する業務を行う。そして、その合間に採用関係の仕事などが入るというのが、普段の流れです。

職場環境はいかがですか。

総務部のメンバーは現在、5名。20代から30代の若いスタッフが多いですね。もともと事務員だった方もいますし、まったくの畑違いの職場から転職してこられた方もいます。仲の良い職場です。部長としてスタッフには、それぞれの適性を見て業務を割り振っています。やってみて合わないようなら、楽しんでやれそうなほかの仕事をしてもらい、できるようなら引き続き頑張ってもらうという形です。忙しいときはこの方針をとるのが難しいこともありますが、みなにはあまり根を詰めず、仕事を楽しんでほしいと思っています。

私自身、残業が必ずしも良いものだとは思っていませんので、スタッフにも無駄な残業は避けるように指導しています。給与計算の際は多少残ってもらうこともありますが、残業は月10時間程度に収まっています。有給の取得率も高いです。

若手の指導はどのように行っていますか。

新しく入ったスタッフには、先輩の指導のもとで実際の業務を行いながら仕事を覚えてもらっています。請求書の作成など、まずは簡単な業務を任せることが多いですね。もっとも、事務が未経験の場合は、どこから覚えていくにしても初めてのことばかりのはず。すぐに覚えられないことは誰もがわかっているので、少しずつ業務を覚えてもらえればいいと思っています。

事務は細かい処理を行っていく仕事です。真面目で細かい作業が得意な人に適性があるように思うかもしれません。しかし、実際には、肩の力が抜けたところがある方が、仕事の覚えは早いように感じます。プライベートはプライベートでしっかりと楽しんで、余力をもって仕事に臨むことが大切だと考えています。

どのようなことを大切にして働いてほしいですか。

総務は裏方の部署ですので、介護士やケアマネージャー、看護師が気持ち良く業務ができるようにと考え、縁の下の力持ちとして仕事をすることを意識しています。とはいえ、私たち総務がいないと会社は回りません。そういう意味では非常に重要な、会社の「かなめ」でもあります。ですから、スタッフには「自分が会社を支えているんだという自信をもってほしい」と伝えています。

総務の仕事は基本的にデスクワークですが、私は現場を知るために、ときどき施設で開催されるレクリエーションを見に行くようにしています。利用者様と介護士が玉入れやボーリングをしているのを見ると感慨深いです。普段自分たちが行っている事務処理は、利用者様と現場の方たちのためのものですから。アニストで働く以上、総務のスタッフには、利用者様や現場のスタッフが求めているものを知ろうとし、先取りして対処していくという気持ちを、常に持っていてほしいと思っています。