スタッフインタビュー詳細

教員を志す先で出会ったひまわり。さらに人が輝ける職場にしていきたいです。

北尾 文代
生活支援員
部門責任者
2003年入職
教員を目指して勉強を続けるなかで、
より自分の力が発揮できる環境に出会いました。

教員を目指していた大学生のころ、教職の単位を取るために参加した介護等の体験が、福祉に興味を持ったきっかけでした。障害や福祉についてもっと勉強したいと思い、養護学校の教員になることも見据えつつ、ひまわりでアルバイトを開始。事業所の隣に位置する三宅小学校と、法人の親交が代々続いていることも、私にとっては魅力的な条件でした。入職から2年ほどが経ち、採用試験を経て正職員に。障害のあるメンバーさんと関わるうちに、自分は学校の先生のように人前に立って教えることよりも、相手と肩を並べて一緒の目線で何かをつくることの方が好きなのだと、身を以って知ることができ、ますますひまわりでの仕事に没頭していきました。

1年目の自分の背中を押してくれた先輩たち。
その思いをしっかりと受け継いでいきたいです。

自分ががんばりたいと思ったことを、あたたかく応援してくれる環境は、私が新人だったころから変わらないひまわりの魅力です。入職1年目の私にも役割を見出し、やりがいと責任のある仕事を任せてもらえたことで、そのぶん失敗もしましたが、ここまで成長することができました。現在は、さをり織りや陶芸、内職作業を営む工房 七彩屋の2階で部門責任者を務めています。スタッフ同士で意見が衝突することもありますが、それもメンバーさんやひまわりの仕事に対して、それぞれが「よりよくしたい」と考えるからこそ。部門責任者として、そんな一人ひとりの思いに寄り添うことで、脈々と続くひまわりのよさを継承していけたらと思っています。

子どももメンバーさんも地域で一緒に生きていく、
そんな関係性がとてもいいなと思います。

女性スタッフが働きやすい環境も、ひまわりの魅力のひとつです。私自身、これまで2度の産休・育休をもらっており、当法人が運営する託児所 ひまわりのたねにも、兄妹揃ってお世話になっています。ひまわりのたねは七彩屋の建物内にあるので、仕事中に子どもの足音が聞こえてきたり、メンバーさんが「そこで遊んでたよ」と声をかけてくれたりする場面も。また、子どもの方も少しずつメンバーさんの顔を覚えるようになり、いまは小学校に通う上の子が「元気かな」と家で話をしたり、週末にひまわりへ遊びに来てメンバーさんから将棋を教えてもらったりすることもあります。お互いを身近に感じながら育っていく、そんな関係性がすごくうれしいですね。

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