スタッフインタビュー詳細

お世話するだけが介護の仕事じゃない。自分なりのやりがいを見つけることができました。

鈴木 隆宏
従来型施設担当
2009年入社
明るい雰囲気の施設で働きたいと思い決めました

専門学校時代にここでボランティアをしていたのがきっかけで入職しました。雰囲気が明るくイキイキと働いている方ばかりで「自分もここで一緒に働きたい」と思い決めました。卒業して実際働き始めるとみなさんに明るく迎えてもらえたのですが、仕事においてはうまく対応できないことも多く、正直戸惑うこともたくさんありました。勉強してきた通りの対応をしても上手くいく場合もあればそうでもない場合もあったからです。利用者様一人ひとり事情も性格も違うということ、決まったパターンはないんだということに改めて気付かされました。今ならわかるんですが、介護の仕事にはいきなりできるっていうことはなくて、時間や経験の積み重ねることで自然と解決していくことが多いのではないかと思います。

普段と違った笑顔を見られることがやりがい

施設にくる方たちの中には希望してここに来る人ばかりじゃないし、最初は元気のない方もいます。そういう方たちに少しでも「ここに来て良かった!」と思ってもらいたいので定期的に色んなイベントを企画しています。普段「ありがとう」と言ってもらえることもとても嬉しいのですが、イベントを担当したときに「鈴木さんがやってくれたんだね!」「面白かったよ!」といつも見られない笑顔が見られたときに「頑張って良かった」と達成感を感じます。同じような毎日だとかわいそうだし日常と違うことに喜んでもらうことも介護の大事な仕事一部。喜んでもらえた経験をきっかけにお世話だけが仕事じゃないと自分なりのやりがいを見つけることができました。

先輩とプライベートの趣味も一緒に楽しんでいます

元々釣りが趣味なのですが、先日同じ釣り好きの先輩が声をかけてくれて海釣りに行ってきました。釣り以外にもゴルフに行くこともあるし、先輩達が気さくに誘ってくれることが嬉しいです。人によっては仕事とプライベートを分けている方もいますが、私の場合は仕事以外でも交流を持てるようになったことで、仕事もすごくやりやすくなりました。先輩をはじめ信頼できる人との出会いがたくさんあったことも『ひだまりの家やまと』で働き始めて良かったことです。

続けることで気付けることがあるのだと思います

例えば夜になると「お家に帰りたい」と心細くなってしまう利用者さまがいます。「お家は大丈夫だよ。今日はお泊りだよ。」と声をかけることで安心してくれる方もいれば、受け入れてもらえない場合もあります。そういう時は押さえつけようとするのではなく見守りながら危険な時だけ手を貸すようにしています。人によってこちらが出来ることの加減は全然違ってくるので、その人を知るということが本当に大切。そのためには時間の積み重ねが必要になります。これから介護の仕事を始めようとしている方にアドバイスができるとすれば、最初から分からなくても大丈夫だということです。続けることで自分なりの答えを見つけていってほしいと思います。

一覧ページへ