これまでずっと飲食店の接客の仕事を中心にしてきたので、初めての仕事にチャレンジしようと思いこの仕事を選びました。クリーニング店の受付の仕事は洋服を預かるだけと思われがちですが、たとえば適切なクリーニングのサービスをご案内するためにも服の種類、素材を知っている必要があるし、受付の他にもお客様への電話連絡があるなど実は見えないところで幅広い業務があります。私もやってみて初めて知ることが多かったので最初は戸惑ってばかり。ただ一つ一つ覚えていく過程が楽しかったりするんですよね。周りのスタッフの優しいサポートもあったので少しずつ慣れていくことができました。
一番長く続いている仕事。仕事も生活も明るく前向きに変化しました。
受付をしているとお客様から「仕上がりが他と違ってやっぱりキレイね」「いつもありがとう」などと声をかけていただけることがよくあります。那珂杉店はすぐ後ろに工場があり、普段から工場のスタッフが頑張っていることをそばで知っているので、仕上がりを褒めてもらえると、みんなが褒められているように思えて「やっていて良かった」と嬉しくなります。工場のスタッフにも「こういうことを言っていたよ」と伝えることもよくあります。みんなで一緒になって仕事を頑張れたり、喜べたりすることってすごく働くやりがいになりますよね。
この仕事を通して自分自身に変化を感じていることは、お客様や周りのスタッフとの交流時に笑顔が増えて、やりとりを楽しめるようになったことです。当店の場合常連のお客様も多いので「今日は暑いですね」とか「そろそろ衣替えされるのですか?」などその時に合わせて声をかけたり挨拶したりしています。ほかの接客業と違って丁寧に対応できること、お客様の生活に寄り添えるところはクリーニング店ならではのことかもしれません。また、落ち込むことがあっても必ず周りのスタッフが「どうしたの?」と声をかけてくれて、一緒になって話を聞いてくれます。優しく親切な“人”との出会いがあったからこそ今“笑顔”で働けているのだと思います。
最初は続けられるか不安だった仕事ですが、10年以上続いた仕事はここが初めて。様々な経験を通して、自分の内面も成長できたのではないかと思っています。生活面や仕事のサイクルも安定したので最近一人暮らしを始めました。料理のことや生活のことなど先輩達が様々なアドバイスをくれるのでとても心強く感じています。仕事も私生活もまずはチャレンジしてみる!仕事を通して新しいことをやってみる楽しさを知れたことが私にとって大きな変化だと思っています。